いよいよ2014年も終わりを迎えようとしています。
当ブログは今年の4月4日に開設し、これまで8か月間、初期のころを除くとほぼ毎日更新を続けてきました。
おかげさまで多くの方にアクセスいただいて、何とかここまで続けてくることができました。
本当に、ありがとうございます。
さて、すでに「聲の形」の連載が終了してから1か月半が経過し、単行本のほうも完結しました。
これまで、当ブログでは「聲の形」の連載終了後は過去のボツエントリを順に掲載してきましたが、とうとうそのボツネタもほぼすべて放出してしまいました。(^^;)
というわけで、年末の本日をもって、当ブログの定期更新は終了させていただきます。
とはいえ、今後も何か新しい話題が出てくればエントリを書きたいと思いますし、「ボツエントリ」ではなく「ボツネタ(まだエントリの形になっていない)」はまだ多少残っていますので、そういったものを掘り起こすようなエントリで、不定期に更新することはあると思います。
また、過去のエントリを再整理して、これから「聲の形」を読み始めるような方に役立つような考察体系に整理していくことも、できればいいなと考えています。
※ちなみに、この記事で当ブログ内の総エントリ数は760、コメント数は現時点で約2750件となっています。
ともあれ、2014年のあいだ、多くの方にアクセスいただき、またたくさんのご意見などもいただき、とても楽しかったです。
改めて、ありがとうございました!
そして、皆さん、よいお年を!
2014年12月31日
佐原の握手でわかる非水門小組の身長差
※このエントリは、単行本第4巻発売当時に書いたものです。そのため、その後の連載の内容と齟齬があったり考察に変化がある場合があることをご了承ください。
さて、第4巻では、真柴と橋で出会った佐原が挨拶をして握手を交わすシーンがありますが…。

第4巻17ページ、第24話。
このシーン、どこかで見たことがあるような気がします。
…と思ったら、同じようなシーンが第3巻に2回もあることに気づきました。
まず、例の「佐原カラオケ回」での永束とのこのシーン。

第3巻46ページ、第18話。
やはり佐原は挨拶をして握手を交わしています。
そしてさらに…

第3巻64ページ、第18話。
こちらでは、やはり今度は結絃と、挨拶をして握手を交わしています。
そして、興味深いのは、この握手をするときの佐原の姿勢です。
真柴との場面は、佐原は特に体をかがめず、普通に立って(ただしやや真柴を見下ろして)握手をしています。
一方、永束と握手するときは、佐原はひざを少し曲げて、目線を下げています。
そして結絃との握手では、ひざをかなり曲げて、ぐっと姿勢を低くしているんですね。
つまり、この3つの「握手シーン」によって、真柴・永束・結絃という、佐原が初対面だった非水門小組の各メンバーの身長差がはっきりわかる、ということになるわけです。
具体的には、
佐原 > 真柴 > 永束 > 結絃
ということになるでしょうか。
永束と結絃はどちらも背が低いことはわかりますが、この「佐原握手メジャー」で測定する限り、結絃のほうが永束よりもさらに背が低いという設定のようですね。
さて、第4巻では、真柴と橋で出会った佐原が挨拶をして握手を交わすシーンがありますが…。

第4巻17ページ、第24話。
このシーン、どこかで見たことがあるような気がします。
…と思ったら、同じようなシーンが第3巻に2回もあることに気づきました。
まず、例の「佐原カラオケ回」での永束とのこのシーン。

第3巻46ページ、第18話。
やはり佐原は挨拶をして握手を交わしています。
そしてさらに…

第3巻64ページ、第18話。
こちらでは、やはり今度は結絃と、挨拶をして握手を交わしています。
そして、興味深いのは、この握手をするときの佐原の姿勢です。
真柴との場面は、佐原は特に体をかがめず、普通に立って(ただしやや真柴を見下ろして)握手をしています。
一方、永束と握手するときは、佐原はひざを少し曲げて、目線を下げています。
そして結絃との握手では、ひざをかなり曲げて、ぐっと姿勢を低くしているんですね。
つまり、この3つの「握手シーン」によって、真柴・永束・結絃という、佐原が初対面だった非水門小組の各メンバーの身長差がはっきりわかる、ということになるわけです。
具体的には、
佐原 > 真柴 > 永束 > 結絃
ということになるでしょうか。
永束と結絃はどちらも背が低いことはわかりますが、この「佐原握手メジャー」で測定する限り、結絃のほうが永束よりもさらに背が低いという設定のようですね。
2014年12月30日
1月6日、大今先生の新作が登場!
数日前にすでに話題になっていて、私もそのときツイート済ですが、改めて。
「聲の形」の大今先生の新作が、来年1月6日発売の「ヤンマガ3rd」というマンガ雑誌に掲載される模様です。
「ヤンマガ3rd」のホームページにも、告知が掲載されています。
http://yanmaga.jp/3rd/next.html

どうやらタイトルは「食べてからのお楽しみだよっ!」で、ジャンルは「料理漫画」ということのようです。
SF、学園ものときて、こんどはグルメ漫画ですか…なかなか幅広い。
というわけで、恐らく単発もので、ページ数も数ページ程度だと思われますが、予想外に短期間で大今先生の新作漫画を読むことができそうです。
これは楽しみですね(^^)。詳細はまったくわかりませんが、あの「謎カレー」の謎も解き明かされるのでしょうか?(笑)
「聲の形」の大今先生の新作が、来年1月6日発売の「ヤンマガ3rd」というマンガ雑誌に掲載される模様です。
サード2015 Vol.2の早刷り見本が出来ました!表紙はカッチョイイ『ヨーソロー︎』。さらに『聲の形』大今良時先生の最新作読み切りが載ってます!料理漫画。2015年1月6日発売です。宜しく候。(あやいち) pic.twitter.com/hJ0EfEAGw6
— ヤングマガジン the 3rd (@ym_3rd) 2014, 12月 26 「ヤンマガ3rd」のホームページにも、告知が掲載されています。
http://yanmaga.jp/3rd/next.html
聲の形の大今先生の新作が来年1月6日発売のヤンマガ3rdに登場。
どうやらグルメネタの単発作品らしい。(*´∀`*) pic.twitter.com/FzegmckEfY
— そらパパ (@sora_papa) 2014, 12月 26 
どうやらタイトルは「食べてからのお楽しみだよっ!」で、ジャンルは「料理漫画」ということのようです。
SF、学園ものときて、こんどはグルメ漫画ですか…なかなか幅広い。
というわけで、恐らく単発もので、ページ数も数ページ程度だと思われますが、予想外に短期間で大今先生の新作漫画を読むことができそうです。
これは楽しみですね(^^)。詳細はまったくわかりませんが、あの「謎カレー」の謎も解き明かされるのでしょうか?(笑)
2014年12月29日
硝子メールの矛盾とういろうの謎
※このエントリは、単行本第4巻発売当時に書いたものです。そのため、その後の連載の内容と齟齬があったり考察に変化がある場合があることをご了承ください。
第3巻で将也と硝子が二人で佐原を探しにいくとき(実質初デート?)、硝子は将也にメールを送ります。

第3巻21ページ、第15話。
実は今日、妹からもっと嬉しいことを聞きました。
妹が家出した時に助けてもらったこと
妹と一緒に私を探してくれたこと
このメールについて、最初に読んだときはちょっと違和感を感じていました。
というのも、このメールからは、この日(カレンダーによると5月12日)に初めて、硝子捜索の日のこと(5月3日未明)を知った、と読み取れます。
ところが、それより前、結絃と永束・将也の先頭騒動があった日(5月5日)に、硝子は結絃が借りた服を将也に返し、その場で結絃が迷惑をかけたことを謝っているのです。

第2巻183ページ、第14話。
これは矛盾しているように見えます。
いったい、どういうことなのでしょうか。
最近、その謎を解くヒントが、この5日に硝子が返そうとした服と一緒に入っていた「ういろう」にあることに気がつきました。
このときの硝子の表情を見ると、ばつが悪いような恥ずかしそうな顔をしています。
どうも、ういろうが出てきたのが予想外で、それが恥ずかしかったようにしか見えません。
つまり、硝子は服と一緒にういろうが入っていることは知らなかったと考えられます。
ういろうというと、確かに名古屋から岐阜あたりの名物のお菓子ですが、まあ地元の若い人はあまり食べないんじゃないでしょうか。
そういうお菓子をチョイスした人物というと…西宮祖母(いと)が思い当たります。
ですので恐らく、将也から結絃が借りた服は祖母が洗濯して紙袋に入れ、ついでにお礼としてういろうを入れたものを、結絃を通じて将也に返すよう硝子に託されたということなのではないでしょうか。
そして硝子がGPS携帯で結絃の居場所を探しながら歩いていたら、将也にも出くわした、それであの場面になった、と考えると辻褄があいます。
硝子は、紙袋に入っているのが結絃が将也から借りた服で、結絃が家出をしたときに将也から服を借りるような迷惑をかけた、くらいまでは漠然と聞かされていたものの、詳細は知らなかったのだと思います。
そして、より詳しい話を聞いたのが、将也と一緒に佐原を探しにいった12日だった、ということなのでしょう。
そう考えれば、説明がつきますね。
第3巻で将也と硝子が二人で佐原を探しにいくとき(実質初デート?)、硝子は将也にメールを送ります。

第3巻21ページ、第15話。
実は今日、妹からもっと嬉しいことを聞きました。
妹が家出した時に助けてもらったこと
妹と一緒に私を探してくれたこと
このメールについて、最初に読んだときはちょっと違和感を感じていました。
というのも、このメールからは、この日(カレンダーによると5月12日)に初めて、硝子捜索の日のこと(5月3日未明)を知った、と読み取れます。
ところが、それより前、結絃と永束・将也の先頭騒動があった日(5月5日)に、硝子は結絃が借りた服を将也に返し、その場で結絃が迷惑をかけたことを謝っているのです。

第2巻183ページ、第14話。
これは矛盾しているように見えます。
いったい、どういうことなのでしょうか。
最近、その謎を解くヒントが、この5日に硝子が返そうとした服と一緒に入っていた「ういろう」にあることに気がつきました。
このときの硝子の表情を見ると、ばつが悪いような恥ずかしそうな顔をしています。
どうも、ういろうが出てきたのが予想外で、それが恥ずかしかったようにしか見えません。
つまり、硝子は服と一緒にういろうが入っていることは知らなかったと考えられます。
ういろうというと、確かに名古屋から岐阜あたりの名物のお菓子ですが、まあ地元の若い人はあまり食べないんじゃないでしょうか。
そういうお菓子をチョイスした人物というと…西宮祖母(いと)が思い当たります。
ですので恐らく、将也から結絃が借りた服は祖母が洗濯して紙袋に入れ、ついでにお礼としてういろうを入れたものを、結絃を通じて将也に返すよう硝子に託されたということなのではないでしょうか。
そして硝子がGPS携帯で結絃の居場所を探しながら歩いていたら、将也にも出くわした、それであの場面になった、と考えると辻褄があいます。
硝子は、紙袋に入っているのが結絃が将也から借りた服で、結絃が家出をしたときに将也から服を借りるような迷惑をかけた、くらいまでは漠然と聞かされていたものの、詳細は知らなかったのだと思います。
そして、より詳しい話を聞いたのが、将也と一緒に佐原を探しにいった12日だった、ということなのでしょう。
そう考えれば、説明がつきますね。
2014年12月28日
遊園地編、植野はなぜ来たのか?
※このエントリは、単行本第4巻発売当時に書いたものです。そのため、その後の連載の内容と齟齬があったり考察に変化がある場合があることをご了承ください。
第4巻の前半パートである遊園地編、当初は「うきぃ」の熱もさめやらないタイミングでの将也と硝子のグループデートのようなものになるのかと思いきや、旧小学校メンバー勢揃いのトラウマ回となりました(^^;)。
そもそも、駅で待ち合わせのときに呼んでもいない植野がきたのがすべての出発点で、遊園地のトラブル(島田との再会、硝子ビンタ、ソフトクリーム投げつけ)はぜんぶ植野が持ってきたようなものですが、植野はなぜ呼ばれていないのに遊園地に来た(来れた)のでしょうか?

第4巻26ページ、第25話。
これ、よく読むとつながるようになっています。
まず植野は、「川井っちに呼ばれた」と言っています。

第4巻27ページ、第25話。
でも川井も呼ばれていないはず…ということでチェックしてみると、第24話のこのコマにヒントがあります。

第4巻18ページ、第24話。
…真柴が川井に相談したのか…。
ちなみにこのコマは、単行本掲載にあたって修正の入ったコマになっています。連載のときには、このコマには会話の書き込みがありませんでした。

第24話16ページ(連載当時)
このように連載時はただ3人が「何かを話していた(内容不明)」コマとなっていましたが、単行本化にあたって文字の会話が追加されています。なぜ川井と植野が集まってきたのかを明確にする意図と、「最初から誰かが謀っていたわけではない」ということをはっきりさせるための加筆だと思います。
ただ、この作品に「将也視点でずっと進んでいる」という前提があることをふまえると、この修正によってちょっとこのコマは例外的なものになってしまいました。
第25話で、川井や植野がなぜきたのかよく分からないと将也が感じているのに対して、すでに第24話で「将也が」真柴が友達と相談するという話を聞いていることになってしまっているからです。
というわけで、植野サイドで何があったかの経緯は、こういうことになるでしょう。
1)真柴、川井に休日遊びのプランについて相談する。
2)この瞬間に川井も同行することを決定。
3)参加メンバーの中に将也がいることを知った川井は、植野が将也のことを好きなのを知っているので「気を利かせて」植野を呼ぶのと同時に、行き先についても相談する。
4)植野は、「将也と島田の仲直り」を実現しようと、行き先を遊園地に決定。
こう考えると、すべてのやりとりがつながりますね。
例えば、植野にソフトクリームを投げつけられた将也に、川井が「わざわざ連れてきてあげたのにしっかりしてよね」と声をかけているのも、川井にしてみれば「自分×真柴」「将也×植野」のダブルデート的な意識も強かったんだと思います。

第4巻69ページ、第27話。
第4巻の前半パートである遊園地編、当初は「うきぃ」の熱もさめやらないタイミングでの将也と硝子のグループデートのようなものになるのかと思いきや、旧小学校メンバー勢揃いのトラウマ回となりました(^^;)。
そもそも、駅で待ち合わせのときに呼んでもいない植野がきたのがすべての出発点で、遊園地のトラブル(島田との再会、硝子ビンタ、ソフトクリーム投げつけ)はぜんぶ植野が持ってきたようなものですが、植野はなぜ呼ばれていないのに遊園地に来た(来れた)のでしょうか?

第4巻26ページ、第25話。
これ、よく読むとつながるようになっています。
まず植野は、「川井っちに呼ばれた」と言っています。

第4巻27ページ、第25話。
でも川井も呼ばれていないはず…ということでチェックしてみると、第24話のこのコマにヒントがあります。

第4巻18ページ、第24話。
…真柴が川井に相談したのか…。
ちなみにこのコマは、単行本掲載にあたって修正の入ったコマになっています。連載のときには、このコマには会話の書き込みがありませんでした。

第24話16ページ(連載当時)
このように連載時はただ3人が「何かを話していた(内容不明)」コマとなっていましたが、単行本化にあたって文字の会話が追加されています。なぜ川井と植野が集まってきたのかを明確にする意図と、「最初から誰かが謀っていたわけではない」ということをはっきりさせるための加筆だと思います。
ただ、この作品に「将也視点でずっと進んでいる」という前提があることをふまえると、この修正によってちょっとこのコマは例外的なものになってしまいました。
第25話で、川井や植野がなぜきたのかよく分からないと将也が感じているのに対して、すでに第24話で「将也が」真柴が友達と相談するという話を聞いていることになってしまっているからです。
というわけで、植野サイドで何があったかの経緯は、こういうことになるでしょう。
1)真柴、川井に休日遊びのプランについて相談する。
2)この瞬間に川井も同行することを決定。
3)参加メンバーの中に将也がいることを知った川井は、植野が将也のことを好きなのを知っているので「気を利かせて」植野を呼ぶのと同時に、行き先についても相談する。
4)植野は、「将也と島田の仲直り」を実現しようと、行き先を遊園地に決定。
こう考えると、すべてのやりとりがつながりますね。
例えば、植野にソフトクリームを投げつけられた将也に、川井が「わざわざ連れてきてあげたのにしっかりしてよね」と声をかけているのも、川井にしてみれば「自分×真柴」「将也×植野」のダブルデート的な意識も強かったんだと思います。

第4巻69ページ、第27話。
