
第42話、5ページ(番号のみ追加)

第42話、6ページ(番号のみ追加)
先のエントリの配置図をみながら、まずは位置関係を考えていきます。
①硝子は、将也から見て屋台が右に見える向きに去っていきます。
⑥このとき、将也はお好み焼きとじゃがバターの屋台の中間くらいの位置にいて、硝子を送って、もと座っていた位置からは移動していることがわかります。
②この後、将也は、左後ろから「声」が聞こえて、
③④⑤後ろを振り返っています。
ここで、普通に考えると、「声」は、広瀬とか島田がいる方向から聞こえているように見えます。
でも、違うのです。
よくみると、硝子を見送っている①の風景と、「振り返った」後で見えている④の風景は、同じです。
つまり、①で硝子を見送ったあと、将也は踵を返して、硝子が歩いていったのと反対方向に向かおうとした(つまり、もと座っていた場所に戻ろうとした)のです。
ところがその瞬間、左後ろから「声」が聞こえた。(②)
それで、改めて硝子が歩いていった方向を振り返った。(③)
そして、既に硝子が去ってしまった、先ほどの①の雑踏をあらためて眺めた。(④、⑤)
ということになるのです。
これを図示したものが、こちらです。

将也は、①では硝子が去っていった方角、図の左方向を見ていて、②では右方向、③でまた振り返って左方向を向いた、ということになります。
そうすると、「あれ 西宮さんじゃね?」ということばは、まさに硝子が去っていった方角から聞こえてきたことになるので、将也が胸騒ぎがして「やっぱり一緒に行こう」と考えるのはとても自然なことになります。
さて、では、この声の主はいったい誰でしょうか?
この場所の近くにいた、硝子のことを知る人物といえば…
植野しかいません。
ですから、もしこの声が、将也の幻聴ではなく、実際に発せられたものだったとしたら、その声の主は植野である確率が相当に高い、ということになるように思います。
ちなみに植野は実際、久しぶりに硝子に再会したとき、これと非常に近い「あれ 西宮じゃね?」というセリフを発しています。

第3巻120ページ、第20話。
今回は「西宮」じゃなくて「西宮さん」になってますが、これは実は、第21話以降は植野も硝子のことを「西宮」ではなく「西宮さん」と呼び替えているので、矛盾しません。
というわけで、(外れるかもしれませんが)いちおう、今回のこの「謎の声」の主は、当ブログ的推理としては「植野」、ということにしておきたいと思います。
ただし、この声、例によって「将也の幻聴」という可能性があります。
実際、この声で将也は我に返り、硝子を追いかけることを決めました。
そう考えると、「やっと気づいた?」や「いつかは報いを受けるんだな」といった「誰が言ったかわからない声」のときも議論されたように、「誰でもない、将也の心にだけ聞こえた声(幻聴)」である可能性も残されているわけですね。
実際、「声」の将也への届き方のパターンも上記2つとよく似ていますし、この声を聞いた瞬間の将也の表情が「やっと気づいた?」のときとまったく同じですから。
ラベル:第42話

可能性があるなら、「島田たちと合流した直花」かな
コメントありがとうございます。
細かいところを詰めるといろいろ不可解なところがありますが、まんがに描かれたコンテキストを、できるだけ余計な推測をはさまずにロジカルに読み解いたら、こうなったという推理を今回は書いてみました。
「西宮さんじゃね?」は、硝子自身に対して呼びかけた可能性もあります。
また、広瀬?は店の外にいましたので、合流していてもまあおかしくはないかなと思います。
広瀬の存在は、彼で間違いないと思いますよ。
謎なのはその横にいる女性・・・まさか彼女でしょうか?
だとしたら、恐るべきことに、・・・ありえないことに、・・・この漫画で唯一の彼女持ちのキャラが、1番酷いルックスをしている広瀬(永束くんと対等)、ということになってしまいますね・・・
モテイケメン設定の島田君も、彼女は恐らくおらず、何故かやーしょーに夢中ですしね・・・(今は仲違いしているけど・・・)
コメントありがとうございます。
最後の「島田」は「真柴」ですよね。
ほんとに広瀬だとしたら、なぜこのタイミングで出てくるのかなあ…ということですね。
やはり、植野と合流していて、泣いている硝子を見かけてこのセリフをはいて、二人で後をつけてきて堕ちそうになってるのを助けてくれる、みたいなミラクル展開なんでしょうか。
何故かキャラを間違えてました。
・・・まあ島田もモテてはいたけど(危ないめがねに)
彼らが出てくる可能性もありますね。片腕の腕力だけで女ひとりを持ち上げるのは、それこそミラクルですから
でもわざわざ2人きりにする展開なので、
石田君がいつものミラクルでなんとかするかも・・・
ついでに言うと、小学校訪問回の「立派になった」発言も。
あのころから川井の異常性は飛びぬけていたんだな、と。
今回のは、直花か、または西宮に害なす新キャラ?という可能性も・・・
幻聴というか被害妄想なのが、クラスメイトとの会話ですよね・・・
あの石田君は重症すぎる・・・
ここは、たぶん回収される伏線だと思っているので、この後の展開を待ちたいと思います。
まあ、もし回収されないとしたら「幻聴」説のほうが信憑性が高くなるかな、と思います。
ちなみに「やっと気づいた?」については以前検証していますので、よろしければご覧ください。
http://koenokatachi.seesaa.net/article/393880965.html
被害妄想という奴だと思います。
17にもなってあれは石田君相当重症ですね・・・
最近はあそこまで酷くないので、回復はしたんでしょうけど・・・
でも「にゃんにゃん」のときとか、
実際クラスメイトにヒソヒソ笑われてるので、
クラスの隅で澱んでいるように見えてかなり突飛な行動を取る石田君は、案外幻聴や被害妄想でもないかもしれませんw(真柴も面白いとイジってたし)
それにしては何故か女の子からはモッテモテの石田君・・・w
コメントありがとうございます。
幻聴の可能性はけっこうありますね。
というか、普通に教室で毎日幻聴を聞いているような生活ですからね。
話は変わりますが、いまだにクラスのみんなの顔に×がつき、ちょっと状況が悪くなると幻聴が聞こえる、というのは、まだ将也が「なにも変われていない」ということでもあるのだと思います。
酷く退化してますね・・・。
今の石田は、経験値をつんで成長した筈なのに、
それでもアレですから・・・
今度石田君が元のキャラに戻る事があれば、
憑き物が落ちたようにスッキリした
キャラになるような気もします。
(すべての×が剥がれるくらいの)
元のウジウジ君だったら、流石に、
”少年の成長物”とは定義できないですからね・・・(最終回ですべての×が剥がれるというパターンもありそう)
コメントありがとうございます。
恐らく、第3巻から第5巻にいたるすべての関係(硝子との関係においては第2巻も含めて)は、将也が克服すべきものをすべて横においたままの「友達ごっこ」であり、現在の連載ですべてが壊れているのは、将也の過去の罪によってではなく、現在、それを直視せずにいるからなんだと思います。
だから、そこを乗り越えていく過程が、残り2巻で示される…と思いたいですね。
実は植野は石田の後を尾行します。
西宮のマンションに入ったのを見て激高します。
次回の第43話は「あんたたちいったい何してんのよ!」と喚きながら植野が乱入して始まると思います ( ^-^)/
コメントありがとうございます。
少ないと思っていましたが、意外と「植野」説の方も多いんですね。(私も植野だと思っています。)
そして、だとするとこれは何かしらの伏線で、やはり将也・硝子のあとを追いかけていた、という展開が待っているのかどうか、注目したいですね。
「西宮さんじゃね?」の声の主は、硝子の高校のクラスメイトなのでは……と私は考えていました。高校でも硝子は孤立していたことの証明になるのかもと想像したのです。soraさんも以前のエントリで書かれていた通り、硝子はおそらく高校でいじめとまでは行かなくても、親しく付き合う友人もいなさそうな様子ですよね。ですから普段の硝子の様子を知る同級生が、意外にも楽しそうに男子と連れ立ってお祭りに来ている姿を見て、驚きの声を上げたのではないかと思ったわけです。
ですが、確かに声の主は植野かもしれませんね。そして思ったのが、将也に救急車を呼んだのも植野じゃないかということです。植野は将也を追って西宮家の近くまで来ており、落下した将也に気づいて救出したのでは? 硝子が最新話ラストのあの体勢から柵の内側へ這い上がり、動転したまま、119番に電話してスムーズに会話ができた、とは思えませんから……。
毎週、次号が楽しみかつ恐ろしいです。
コメントありがとうございます。
硝子のクラスメイトだと、聾学校の生徒ということになるのではないでしょうか。
(以前書いたエントリを修正していないのですが、聾学校の中学部から、普通高校に進学するのは、非常に難しいそうです。)
だとすると、発話に多少なりとも癖があったりしてそれと分かるんじゃないかな、という気はします。
44話以降で、植野がからんでくる可能性は割とあるんじゃないかと思っています。
この「西宮さんじゃね?」も、大今先生がこれだけでほったらかしにするタイプの伏線ではないという気がするんですよね。
だとすれば、この声の主が、将也転落に対して何か活躍する、という展開は十分に考えられると思います。