それは、第3巻138ページの、ここです。

将也「お前の店に行ってみたのも 夢みてたんだ もしかしたらお前と西宮も友達になれるかもって」
ここで将也は、植野のバイト先「にゃんにゃん倶楽部」に自分が行ったことを、植野も知っているという前提で話しています。
ところが、将也は、「自分がにゃんにゃん倶楽部に行ったときに植野がいた(あの店員が植野だった)」ということに気づいていないことになっているのです。
例えば、これより後の第24話(第4巻収録)で、永束が「にゃんにゃん倶楽部の子」とつきあっていると思っています。もしあれが植野だと分かっていたら、こんな想像はするはずがありません。
となるとおかしくなるのです。
将也は、にゃんにゃん倶楽部に1度しか行っておらず、会員登録もしませんでした。
そして、あの店員が植野だとも気づいていません。
だとすると、将也からみると、
・植野はにゃんにゃん倶楽部の店員(だろう)けれども、行ったときには会えなかった。
・行ったときに会員登録しなかったから、自分が行ったという痕跡は残っていない。
という認識になるはずで、だとするとこの21話で「お前の店に行ったのも…」といきなり話し始めるのはどう考えてもおかしいわけです。
これがもし仮に「実は、割引券をもらったあと、お前の店には一度顔を出したんだ。お前の店に行ってみたのも…」みたいな会話だったら、まったく不自然はありません。
でも、「植野が、自分が行ったことを知っている」かのような、この会話はとても不自然だと思うのです。
これは、いまだに解けない謎(というか、現時点での自分の中では「矛盾」)だと思っています。
ラベル:第21話

記事の更新、毎回楽しみにしています。
これからもよろしくお願いします!
「あれ 俺があげたんだ」と石田から言っているので、そこでにゃんにゃん倶楽部に行った事を植野に言っている事になるんじゃないでしょうか?
コメントありがとうございます。
なるほど!そういえばそうですね。
あそこで、将也は「行ったことは伝えた」ということになるわけですね。
そうすると将也からは、あのせりふで「植野がいないときに行ったということを植野に伝えた」つもり、いっぽう植野からみると「自分があげたポーチが西宮にプレゼントされてる!」となってることになって、ここの場面もお互いのとらえかたが違っていることになって興味深いですねえ。
考察ありがとうございました。
た?がこの作品の大きな謎の一つですね。
小中学時代はイジメの巻き添えを食いたくない・・と
しても、高校時代はそんな恐れはないし、同じ学校に
川井はいるし、どうとにでもなったはずだと思うし。
ブログ主様には是非、ここいら辺りの考察をいただければありがたいです。
面白いブログですね。また、何かあればお邪魔させて下さい(^^)
コメントありがとうございます。
そうですね、確かに「なんで今まで何もなかったのに、急にここまで熱心になるんだ?」というのは、ちょっと矛盾っぽい「謎」だと思います。
ただ、これについては(多少こじつけっぽいですが)私は自分なりに理由づけを考えていますので、そのうちエントリとして書いてみようと思います。
昨日ブログを見つけてバックナンバーから追っかけています
また楽しみです
コメントありがとうございます。
はい、そのとおりです。
ここは、私の読み解きが浅かったですね。
ご指摘のとおり、そのやり取りによって、植野は「自分がいないときに店に来た」という、別の勘違いをした(その代わり、店に来たことは知った)と理解するのが正しいと思います。
(実は、このコメントツリーの上のほうでも指摘されました(^^;))