当ブログでは、いわゆる発売日前の「フライングのネタバレ」に関する話題は扱いません。フライングのネタバレとなるコメントはご遠慮ください。ご協力よろしくお願いします。(発売日後のネタバレはOKです。)

おすすめエントリ(最初はこちらからどうぞ)

2015年02月22日

西宮家の照明(っぽいもの)、導入してみました!

以前もいちど取り上げましたが、西宮家のリビングにはとても特徴的なシーリングライトが設置されています。


第5巻165ページ、第41話。

そして今回、たまたま家を新築することになり(この話題については、メインブログである療育ブログのほうで連載中です)、1階LDKのリビングの明かりを新調して、この西宮家の灯りによく似たタイプのシーリングライトでそろえることにしました。



こんな感じです。
LDKには3つシーリングライトをつけました。
リビングの2つの灯りは、西宮家のものとよく似た、電球4つが直列にならんだものです。デザインを似せつつ安価に仕上げてあるものがあったのでそれにしました。(かなり人気なようです。)





一方、ダイニングテーブルの真上には、デザインが共通した、2灯式のペンダントライトです。



そして、この写真には写っていませんが、1階のLDKからつながっている和室があり、そちらにはやはり同じデザインの、4灯式のペンダントライトをつけました。



同じ灯りが、洋室にも和室にも合うという絶妙なバランスになっていて、LDK+和室という1階のレイアウトにもぴったりでした。

ちなみに、これらの灯りは天井にいわゆるローゼットがついていれば電気工事業者を呼ばずにつけられますが、取り付けは比較的面倒なほうですので、しっかりした脚立を用意したうえで、1人ではなく2人で取り付けることをおすすめします。
posted by sora at 00:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第5巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月14日

原画展、行ってきました&行きかたガイド

現在青山のGofaで開催中の「大今良時原画展」に、ようやく行くことができました!

まずは、開催場所のGofaが「非常に分かりにくい」と評判なので(笑)、詳細な行きかたをご案内しておきたいと思います。

最寄り駅は、東京メトロ銀座線の表参道駅です。B2番出口から出ましょう。


出口を出るとこんな感じの風景です。出口から出たなりにまっすぐ歩いていきます。正面に見えるとがった屋根の建物(青山学院大学青山キャンパス14号館)が目印になります。


300mほど歩くと、右手に楕円の大きなビルが見えてきます。これが目的地のオーバルビルです。


普通に正面の入り口(歩いていく道路に面しています)から入ります。


建物に入るとすぐにエレベーターホールがあり、そのすぐ上に「Gofa」と書かれているのが見えます。


ところがここがトラップで、ここでエレベータに乗るとたどり着けません(笑)。エレベーターの左側にある通路の方に歩いていきましょう。


通路に入ってすぐのところに、Gofaの案内のかかった鉄製のドアがあります。これを開いて進みます。


ドアを開けて中に入ると、さらに2つ扉が並んでいます。Gofaの案内のある手前のドアを開きます。


そうすると階段に出ます。ここから階段で2階に上がります。


着きました。ここから先は撮影禁止なので案内はここまでです。


というわけで、500円を払って入場しました。入場時に大今先生オリジナルのイラスト入りウェルカムペーパーがもらえます。
「狭い」という話を聞いていたのでもっと小ぢんまりしたところかと予想していましたが、個人的には「意外に広い」と感じました。
展示内容は、記憶している&メモしている範囲では、以下のとおりです。

1.聲の形原画関係
1)第1巻の原画・下絵:8ページ(第1話扉絵、出会いのシーン)
2)第2巻の原画:12ページ(自転車を取り戻す永束、硝子との「おかしいね」の会話、170万円を燃やす石田母)
3)第3巻の原画:12ページ(カラオケ回後半、猫耳植野との出会い、うきぃ)
4)第4巻の原画:16ページ(葬式回:結絃への手紙朗読)
5)マガジンの舞台探訪特集の各シーンの原画:9ページ
6)第7巻の細かい風景(単行本表紙、学園祭見開き)の下絵
7)オリジナル版(新人賞投稿版)のネーム:全部置いてありましたが読めるのは10ページくらい

2.マルドゥック・スクランブル原画関係
1)第3巻原画:8ページ
2)第7巻原画:12ページ
3)単行本全表紙カラー
4)扉絵:3枚

3.その他
1)執筆用具(ペン・インク・羽根ぼうき)
2)高校時代の作品
3)趣味の民舞アイテム
4)聲の形担当編集者インタビュー
5)冲方丁コメント
6)ネタ帳
7)カラーサイン色紙
8)作画風景のビデオ放映
9)グッズ販売コーナー
10)寄せ書きコーナー

かなり充実している印象でした。
聲の形ファンなら間違いなく楽しめること請け合いです。

今回、原画を見ていて気づいたこと。

1)植野の髪はスクリーントーンでグラデーションを作って、黒になったところからペンやサインペンで塗っている。

たとえば、このシーンの原画がありましたが、


第3巻76ページ、第18話。

この植野の髪、右側だけスクリーントーンで、左側は手塗りになっていました。
植野の髪はほとんどこの技法で描かれていて、原画で見ると境目がはっきり分かりますが、実際にまんがとして出ると分からなくなるんですね。私はまんがの塗り方にはまったく詳しくないですが、こんな風に描くんだ、ととても興味深く感じました。

2)単行本で修正された箇所は原画では修正されていない。

これは、単行本での修正は、原画そのものに手を入れているのではなく、「単行本用原稿」のようなものに手を入れていることを示唆していますね。
「このシーン」が展示されていたのでそのことが分かりました。


第3巻62ページ、第17話。

このシーン「私達」の「達」の字のつくりの部分が、マガジン連載時には「幸」になっていました(下の部分が1本足りない)が、単行本では正しく修正されました。
今回、原画展で確認してみると、「幸」のままでしたので、原画が修正されて単行本になっているのではない、ということが確認できました。

あとは、ホワイトでいろいろなところが修正されているので、どの部分が修正されて現在の姿になっているのかが分かって、それも興味深かったですね。

さて、原画展を堪能したあと、原画展の入り口のカウンターでカプチーノの代金を払うと、引換券のようなものがもらえて、1階のカフェで特製のアイスカプチーノを注文することができます。


カフェは先ほど通った1階のエレベーターホールのすぐ横にある「Oval Cafe」です。


カプチーノを頼むと、コースターがランダムで1枚もらえます。
私のはデートごっこのあとの西宮母の誕生日のシーンでした。
なお、カプチーノは「アイス」です。ホットは選べません。量もけっこうあるので体が冷えること請け合いですので(笑)ご注意ください。

さて、最後に「戦利品」=オリジナルグッズですが、今回買ったのは(カプチーノのおまけコースターを除くと)3つです。

まず、ピンバッチガチャ。500円。

結絃が出たので、まあ当たりだと思います(笑)。

そして、クリアファイル。864円。

1巻の表紙と7巻の表紙、2種類が売っていましたが、個人的に後期の絵のほうが好きなので、7巻のほうにしました。

最後に、ポスター、2160円。
こちらはまだ開いていないので写真がありませんが、マガジン掲載時第40話(デートごっこ)の扉絵、単行本だと第5巻の最初のページの扉絵(白黒)で使われている、「硝子と鯉」の絵のポスターです。
大好きな絵なので、行く前からこのポスターは買うと決めていました。

さて、参考になったでしょうか。
現在、前期ということで原画は1〜4巻が展示されていますが、後期は5〜7巻のものが展示されるようですし、来週は植野ウィークということでカプチーノのデザインが植野に変わりますし、じゃんけん大会のようなイベントも予定されています。
私もできれば、もう1回くらい(こんどは後期に)見にいければいいな、と思っています(^^)。
posted by sora at 18:29 | Comment(13) | TrackBack(0) | その他・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年02月07日

本日2月7日から、「大今良時原画展」が開催!

本日、2015年2月7日(土)から3月8日(日)までの約1か月間、東京・青山のGofaにて、「聲の形完結記念展 大今良時原画展〜マルドゥック・スクランブルから聲の形まで〜」が開催されています!

http://www.gofa.co.jp/art/150207_koe/index.shtml






前半と後半で展示が変わり、前半は単行本の前半(1〜4巻)、後半は単行本の後半(5〜7巻)のビジュアルが中心になるようですね。
また、関連グッズがたくさん販売されるようで、デートごっこのポスターとかはかなり魅力的です(^^)。

私も来週あたり行ければいいなと思っています。

なお、明日8日はお休みだそうですのでご注意ください。
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2015年01月25日

ダ・ヴィンチNEWSに、大今先生インタビュー掲載!

角川グループが運営するニュースサイト「ダ・ヴィンチNEWS」に、大今先生のインタビューが掲載されています。

http://ddnavi.com/news/223615/
作者・大今良時が語る『聲の形』誕生秘話 自身の不登校が創作の原動力に【インタビュー】

かなり興味深いインタビューです。
これまで、大今先生の「まんが家キャリアとしての過去」について触れたものはありましたが、作品に投影された作者自身の学校生活の経験や過去について掘り下げたものは、あまりなかったのではないでしょうか。

タイトルにもあるとおり、大今先生自身が不登校の経験をもっていたこと、そして学校の先生に対する強い不信も、自身の学校での経験に基づくものだったこと、さらには、大今先生が考える「もっとも自分に近いキャラ」が佐原であることなどが語られています。

なかでも特に興味深かったことが、上記の学校の先生に対する不信ともつながる話題として語られていますが、「聲の形」の物語の重要な要素として「許し」があり、そのことを作品の構想を練る中でずっと考えていた、というくだりです。

大今「学校生活のなかで、先生の態度には、色々と考えさせられました。あるとき、男子がいたずらをして、ものを壊したのです。彼らは心から反省しているように見えましたが、それを先生はまったく聞き入れなくて。間違いに気がつき、謝罪したのにも関わらず、なぜ許されないのかと思いました」
大今「私は、自分が間違っていたと気づいた時点で許してあげたいと思っています。けれど、例えばイジメをした石田のような場合、石田自身も、また周囲も彼を許さないでしょうね」

(掲題インタビューより引用)


全体として、これまでとは異なるかなり興味深いインタビュー記事になっていると思います。(^^)
posted by sora at 20:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | その他・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年01月12日

西宮母が選択したインクルージョン教育について (2) 4つの選択肢

「聲の形」で、硝子は普通校の普通級への通学を選択しています。
これには、西宮母の強い意向(ただし、新人賞を受賞したオリジナル版では硝子本人の意向も強い)が働いており、進路指導にあたった周囲の関係者の判断とはずれていたようです。

障害のある生徒の学習の場としては、大きく4つの選択肢があります。

1)特別支援学校。
2)特別支援学級。
3)通級指導教室。
4)完全普通級。


特別支援「学級」というのは支援が必要な生徒のための特別なクラスが普通校に併設されているもので、特別支援「学校」というのは、支援が必要な生徒のための特別な学校をさします。聴覚障害のための特別支援学校は、「聾学校」とも呼ばれます(というか、こちらのほうが歴史の長い呼び名です)。
通級指導教室というのは、普段は普通級にいる生徒が、一部の時間(週数時間程度)だけ支援のある指導を受ける学級です。

聲の形の硝子の場合、恐らく4→3→1というルートを小学校の間に移行していることがわかります。

将也のいた水門小学校での硝子への支援体制は、4)ではなく3)です。「きこえの教室」というのが通級指導教室にあたると思われます。


読みきり版、12ページ。

この3)の体制について、西宮母は1巻番外編で「理解のある学校」と期待をしていますから、それまでに通っていた学校(第2小など)は、4)だったと思われます。


第1巻62ページ、番外編。

そして、水門小からの転校先は、竹内が35話で「そーいう学校への転入」と言っていますし、オリジナル版ではもっとはっきり書いてありますから、1)の聾学校ということになります。


第5巻51ページ、第35話。

硝子は、自らの障害に甘えるといった態度はいっさいなく、クラスに適応しようと(子どもなりに)最大限の努力をしていたことは明確です。
それでも、結局はうまくいかなかったわけですから、竹内・喜多という2人の担当教師の指導や監督がひどかったということはありますが、巨視的に見れば、硝子は最初から1)を選択するのが(少なくとも「聲の形」ワールドにおける特別支援教育体制のなかでは)望ましかったのではないか、ということは言わざるをえないと思います。
西宮母は硝子に無理をかけすぎたと思いますし、その点では、竹内の転入指導は「政治的には」適切な部分があったとも言えるでしょう。

ただ、この問題は、現状がそうだから、結果がそうだからそれが「正しい」ということにはならない、難しい問題です。
そもそも、硝子が水門小を離れざるを得なくなった大きな原因は、いじめによる孤立や、支援体制の不備によって一部学習についていけなくなったりしたことだったと思います。これらは、もう少し硝子をとりまく環境がマシなものであったら、十分乗り越えていけたレベルのものだったとも思います。
フィクションの世界にさらにたらればを重ねるのはやや空しい行為のように思いますが、水門小が本当の意味で、あと少し「理解のある」学校であったなら、硝子はうまくやっていけたのではないかと思います。
(ただ、「物語としては」、そうやって無理をして一時期であっても普通校にこだわったからこそ、硝子や西宮家は将也と出会うことができて人生が変わっていくわけで、何事も「禍福は糾える縄の如し」ではあるとは思いますが…)
posted by sora at 10:16 | Comment(6) | TrackBack(0) | その他・一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする