ちなみに、今回の「Wikiっぽいもの」は、「完全に客観的でフラットな最大公約数的な解説をする」のが目的ではありません(そこが「っぽいもの」たる所以でもあります)。
それよりは若干踏み込んで、「明確に描かれていないことでも、多くの人が同意するであるような解釈や人物像はむしろ積極的に盛り込む」という内容を目指しています。
主要人物
川井みき(かわい みき)

小学校時代の将也のクラスメートであり、高校でも同じクラスに所属している。将也の高校のクラスメートのなかで、小学校時代の将也と硝子もあわせ知っている唯一の人物。
三つ編み髪に眼鏡という真面目そうな風貌でクラス委員長などの役職を率先して引受ける優等生タイプだが、真柴に好意を寄せてからはイメージチェンジしてコンタクトレンズに変え髪もおろした。
八方美人な性格で処世術に長けており、小学校時代の硝子へのいじめに対しても、ふだんはクラスの「いじめの空気」に合わせ悪口などに同調しつつ、硝子や担任の面前ではいじめをやんわりと糾弾するといった巧みな使い分けをみせる。そして学級裁判で将也から「悪口の率先者」と名指しされたときは、怒りをあえて隠し「泣き落とし」でクラス全体を味方につけることに成功した。これが将也のスクールカースト転落の決定打ともなっている。
ただし、川井自身にはいじめの一端を担ったり将也を転落させたという自覚はなく、暴れん坊で恐ろしいクラスのいじめっ子が報いを受けた、そのために自分は正しい行動をしたと認識している。
高校になって学校が別になっても植野と交流が続いており、将也と植野との再会をお膳立てしたり、その後も将也が参加するイベントに半ば強引に植野を呼んでくるなど、植野と将也の恋のキューピッド役を買って出ている。
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