2014年05月18日

今日は、佐原カラオケ記念日ですよ!

というわけで、今日5月18日は、私のカレンダーによれば、聲の形第17話で、佐原の誘いで、硝子、将也、永束の4人がカラオケで遊んだ日です!


第3巻46ページ、第17話のワンシーン。

すでに場所も特定済みのようです(笑)




佐原たちは10時半に集まって、先にランチを食べてからカラオケに行ったんですかね。
カラオケが終わったら夕方になって、「最後に」プリクラとってそのまま解散してるようですから、まんがの中では描かれてはいませんが先にランチを取ってからカラオケに行ったようですね。
ラベル:第17話
posted by sora at 08:35| Comment(1) | TrackBack(0) | 第3巻 | 更新情報をチェックする

植野の「友達ごっこ」を将也は誤解したのか?

「聲の形」第3巻には見所がてんこ盛りですが、その中でも特に重要なキーワードの1つが「友達ごっこ」であることは間違いないところです。

これは、第3巻139ページ、第21話で、植野が将也に対して言ったことばです。



植野「それって友達ごっこだよね」
将也「何?ごっこって…」
植野「わざわざ集めてあげないと友達になれないなんて 大した絆じゃないよね」


それにしても、改めて読んでも、ここは第3巻のなかでも屈指の名場面ですね。
まんがならではの描写による、せりふ回し、二人の微妙な関係、夕方の空気感、すべてが絶妙にまざりあった何ともいえない濃密な世界を描ききっていると思います。

さて、ところで、このセリフ、どうやら将也は植野の意図とは異なる形で理解してしまったようです。

植野は「わざわざ集めてあげないと友達になれないなんて」と言っていますから、その前の話のつながりも考えれば、「友達ごっこ」の対象は、硝子と佐原との関係(加えていえば、「将也が作ろうとした」硝子と植野との関係)だと思われます

ところが、将也はこのことばを少し違った意味にとらえ、だからこそ真剣に悩み、そして硝子にこう伝えます。(第3巻162~163ページ、第22話)



西宮へ
お腹大丈夫?
今日、橋でお前に話そうと思ってたこと伝えようと思う。
こないだ植野に言われたこと、お前に教えてって言われた話だ。
植野はな、俺らのことこー言ってたんだ。
「無理してつるんであげてるの?」
「友達ごっこ」
だってさ
俺らの関係って友達ごっこなんかじゃないよな?


いつの間にか、将也のなかでは「友達ごっこ」という指摘の対象が、「自分(将也)と硝子の関係」のことになってしまっています。
実際には、この二人の関係は、植野が言っていた「わざわざ集めてあげないと…」には該当しませんから、前半の「無理してつるんであげてるの?」はともかく、「友達ごっこ」のほうはあてはまらないはずなんですが、将也のなかではむしろこっちの「友達ごっこ」ということばのほうが大きくなってしまったようです。

まあ、でもこの指摘が結果として、将也と硝子のそれぞれの相手に対する気持ちを気づかせるきっかけにもなっているわけで、まさに「雨降って地固まる」そのものですね。(逆に植野にしてみれば大失敗)
ラベル:第21話 第22話
posted by sora at 18:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 第3巻 | 更新情報をチェックする

2014年06月01日

今日は、結絃と植野が石田宅に押しかけた日です!

さて、月も替わり、「うきぃ記念日」の6月3日をあさってに控えた皆様、いかがお過ごしでしょうか(笑)。

というわけで、今日はその「うきぃ記念日」のお膳立てをそろえるエピソードとなった、「結絃の石田宅訪問・植野の石田宅押しかけ」の記念日です!


第3巻153ページ、第22話。植野が将也に事実上告白してるけど将也からは悪夢のように見えてる(笑)シーン。

ちなみに結絃はこの日、結局何をしにきたのか?というなぞについては、以前解説していますのでそちらを参考にしてください。

http://koenokatachi.seesaa.net/article/395472935.html
第22話・結絃の「用事」って何だった?

ここで結絃がプレゼントを渡してしまっていたら、きっとあの「うきぃ」はなかったんでしょうね。(^^)
ラベル:第22話
posted by sora at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 第3巻 | 更新情報をチェックする

2014年06月02日

植野の×(バッテン)はどこから飛んでくるのか?

このネタ、そろそろ書かないと賞味期限切れになりそうなので、連投エントリの途中ですが投下します。

ちょっと前に触れていたとおり、将也のメンタルが弱っていることを端的に表す描写として、クラスメートの顔に×(バッテン)マークがついています。



この×、基本的には将也の通う高校のクラスメートにだけついていて、将也が心を少し開くとペラリと外れる、という展開になるのですが、例外が2人だけいます。

それが植野と島田で、この二人の場合は最初は×がついていなかったにも関わらず、高校生になってからの将也と再会したあとに×がつきました。

この「最初からクラスメートについている×」と「植野と島田にあとからついた×」、その意味もずいぶん違いますが、まんがのなかの描写としても、非常に面白い違いがあります。

それは、「この2人の×だけは、出会うたびにどこかから飛んでくる」ということです(笑)。

たとえば、第22話で、石田宅に植野が押しかけてきた場面をみてみましょう。(第3巻149ページ、第22話)



この場面、最初に突然植野と出くわしたときには×はついていませんが、何コマかあとで、このように×が「どこかから飛んで」くるわけです。(赤↓参照)
「飛んできている」ことを示すために、動作線が描き込まれているのがわかります。

同じように、第26話、遊園地で島田と再会したときの×も見てみましょう。(26話5ページ)



こちらでは、島田だけでなく、よく見ると植野についても×が「飛んできて」いることが分かります。
あとは、第33話で映画の脚本づくりでみんなが将也宅にいったら植野が上がりこんでいたときも、×が「飛んできて」いますよ。

植野と島田以外の、「最初から×のついているクラスメート」は、こんな風に「飛んでくる」描写はありません。
なぜ植野と島田に対する×だけ「飛んでくる」描写になっているのかといえば、おそらくこれは「将也が意識的にこの二人を拒絶しているから」だと思います。

特に植野については、×をつけたあともその位置がブレブレで、顔の表情がよく見える(笑)ことからも、×をつけて拒絶しているつもりだけど本心では気になっていることを表しているといえますね。

この「植野の×」についてはもう1つネタがありますのでそれも書きたいと思います。
ラベル:第22話 第26話
posted by sora at 21:23| Comment(3) | TrackBack(0) | 第3巻 | 更新情報をチェックする

2014年06月03日

いよいよ今日は「うきぃ記念日」です!!

さて、聲の形ファンが待ちに待った日?がやってきました。

今日は、硝子が将也に一世一代の告白をする、「うきぃ記念日」です!


(第3巻178-179ページ見開き、第23話)

この、「聲の形」の前半最大のヤマ場である硝子の告白シーン、このイベントが発生したのが、まさに6月3日火曜日、今日なんですね。(私のカレンダーの推測による。でも多分合ってると思います。)

この、カレンダー上ではムードが最高潮のタイミングで、当の連載のほうは鬱展開全開で読むのが辛いような場面が続いていますが、今日だけは3巻を読み返して、この第23話の神回を初めて読んだときの衝撃を思い出して感慨にひたりたいところですね。(^^)

ちなみに、以前も書きましたが、明日、空にのぼる月は、実際には上弦の、半月よりも薄い月になります(参考エントリ)。
ただし、時間的にはちょうど将也が空を見上げた夕方にちゃんと空に上がっているはずなので、夕方6時ごろに空を見上げてみるといいと思いますよ!

ところで、単行本のほうも第4巻の発売が約2週間後に迫ってきました。



第4巻の「なぞ」は、「表紙はどの場面か?」でしょうね。
普通に考えたら遊園地かなあ、と思いますが、あの編は二人の距離が微妙に遠いので、どうでしょうか。
そろそろ、たまには悲しい表情の二人が写る表紙でもいいかな、とも思いますね。
ラベル:第23話
posted by sora at 00:00| Comment(12) | TrackBack(0) | 第3巻 | 更新情報をチェックする
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