遊園地編での再会は肩透かしというかかえって謎が残るだけとなりましたが、今後どのように「再度の再会」を果たすのかが見ものですね。
さて、そんな島田ですが、小学校時代に肌身離さず携帯していた「フェイバリットアイテム」があります。
それは「手旗」です。
小学生時代の島田は、ほとんど常に手旗を携帯し、ときどき実際に広げて使っています。
例えば、第1巻45ページ、第1話をみると、「塾に行くとき」にもランドセルにはしっかりと手旗がささってはためいています。

学級裁判によって将也がやりこめられたその当日には、いきなり将也を池に叩き落とし、一気に下克上を果たしてクラスのトップカーストに上り詰めますが、そのときには旗を実際に使ってクラスメイトを誘導?しています。(第1巻126ページ、第3話)

さらに興味深いことに、第4巻収録予定の第26話で、島田の下の名前が明らかになるのですが、なんと「島田 一旗」というんですね。
名前にも「旗」がついてるという。
ちなみに、旗を持っている描写は中学生時代以降には見られません。
また、この「旗を持っている」という設定は、「読みきり版」どころか「オリジナル版」から続いていて、オリジナル版でも旗を持っていることが分かります。
そして、オリジナル版の22~23ページを見ると、島田の旗は無地ではなく、何かイラストと文字のようなものが描いてあるものだと分かる貴重なコマがあります。

それにしても、旗を携帯してる小学生なんて見たことありませんが、いったいこれは何を意味しているのでしょうか。