映画・聲の形をノベライズした小説の上巻が、映画公開の前日である本日、発売となりました。
小説 映画 聲の形(上)
KCデラックス ラノベ文庫
原作:大今 良時
脚本:吉田 玲子
著:川崎 美羽
ややこしいのですが、こちらはベースを原作コミックではなく映画においているようですので、映画でシェイプアップ・一部改変された内容をベースに、ノベライズがなされているものと思われます。
それにしても、二分冊になるなら同時に発売すればいいと思うんですが、映画の公開をはさんで発売タイミングがずれるというのは不思議な感じがしますね。
こちらについては、会社のそばの書店では売っていなかったので、会社の帰りに、新宿のアニメショップに立ち寄ってようやく買うことができました。
内容はまだ読めていませんが、最後を見てみると、原作でいうところの、
3巻の終わりまで
の内容でした。
ということは、下巻は4巻から7巻まで、となりますが、映画のストーリーに従っているのなら、「映画作り」がごっそり消えますし、エンディングは「あそこまで」になりますから、まあ映画の進行に合わせるなら、ちょうどここが中間地点という感じかな、とは思います。
また、下巻の発売予定などの情報は書かれていませんでした。
内容についてちゃんと読めたら、エントリを補足したいと思います。
細かいことは未読者にネタバレになるので控えますが、原作の漫画のほうを骨組みにして映画の要素を盛り込みつつ再構築しているという印象を受けました。
ところで、この表紙、原作の第2巻表紙を意識しているのはたしかなのですが、「何かに似てるなー」と考えていたら、現在ヒット公開中の『君の名は。』のポスターに雰囲気が似ているのですね。こういうデザインが最近のトレンドなのでしょうか?