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2014年12月12日

第55話、分かりにくいせりふの意味を考える(3)

※このエントリは、第55話連載時に書いたものです。そのため、その後の連載の内容と齟齬があったり考察に変化がある場合があることをご了承ください。

第55話に登場する、やや分かりにくいせりふの意味を考察しています。

3)この髪 ねーちゃんが切ってくれてるの 知ってた?(結絃)


第55話、16ページ。

このせりふ、表面的な意味は言っている通りですから全然難しくありません。
でも、それに対して将也が「そうなんだ っへ〜……」と感心するような普通のせりふを返したら、結絃はジト目(期待したリアクションが得られなくてずっこけた気持ちを表現)をしていますから、そういうリアクションを期待していたわけではない、ということが分かります。


第55話、17ページ。

ここは結絃は、将也から、

「えっ、西宮って髪切れるの?なんで?」

みたいなリアクションを期待していた
に違いありません。
そして結絃はその流れで、

・硝子がいま理容科に在学している(だからカットができる)こと。
・小5のときに出会った石田母が理容師を目指すきっかけだったこと。


を語りたかったんだと思います。

「そろそろチューくらいはしてもいいんだぞ」とまで言っていた結絃ですから、勢いで「うちのねーちゃんをこの店の跡継ぎにしてもいいんだぞ」くらいは言おうとしていたのかもしれません。

でも、そういう大事なときに限って必ずボケをかます将也…(笑)


4)次は俺もああやって(将也)


第55話、18ページ。

このせりふ、将也は酒を飲んで盛り上がっている石田・西宮両家の母親を見て言っています。
となると、「ああやって」というのは、ストレートに読むと「酒を飲んで盛り上がる」ということになってしまいますが、将也は(もちろん硝子も)まだ高校生ですので、酒を飲んで、の部分は修正して、「食べたり飲んだりして」盛り上がる、という風に解釈するのが適切だと思います。

そして「ああやって」、その結果としてどうするのか、というところですが、席を外す前はまだまだよそよそしくて、しかも少し険悪な雰囲気まで漂っていた石田母・西宮母が、戻ってきたときには(酒のおかげで)すっかり意気投合して親密になっていたわけですから、ここで将也がイメージしているのは、「自分と硝子も、同じように意気投合してもっと親密になりたい」ということだと思います。

そう考えると、この将也のせりふは、こんな風に読み取れるのではないでしょうか。

「次の機会には、俺も硝子と、食べたり飲んだりして楽しく盛り上がって、いま以上に意気投合して親密になりたい」

確かに、みんながコンビニに出向く前の食卓は、暗くてどんよりとした雰囲気でしたから、まあシンプルにいって「また硝子と家で食事をする機会があったら、今度はこんな風にわいわいと盛り上がりながら食べたいな」くらいの気持ちだったのかもしれませんね。
タグ:第55話
posted by sora at 07:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第7巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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