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2014年12月04日

第61話、植野によって明かされた島田の心情とは?(3)

※このエントリは、第61話連載時に書いたものです。そのため、その後の連載の内容と齟齬があったり考察に変化がある場合があることをご了承ください。

島田が将也から離れ、逆に将也をいじめる側に回ったのは、学級裁判での将也の態度に愛想がつき、軽蔑すべき裏切り者だと感じるようになったからだと考えられます。

ただそれにしても、その後、小学校卒業まで延々といじめが続き、さらに中学に入ってまで、将也を孤立させ続ける島田からの執拗な将也いじめが続いたのはなぜなのでしょうか?

ここについて、植野がわずかに語っているのは、


第61話、6ページ。

植野「仲良かったってこと 無かったことにしたかったんだと思う…」

ということだけです。
つまり、中学に入ったとき、島田や広瀬は、将也がかつて親友だったことを周囲に知られたくないほど嫌っていた、ということになります。
だからこそ将也が中2のとき、限定盤CDの話題で島田らの輪に入ろうとしたとき、島田は完全拒絶して「もはやなんの縁もない、寄ってくるな」という態度で応じたのだろうと思います。

そこまで島田が嫌った理由は、実は今回植野が語らなかった1つの事実があるのではないか、と私は考えています。

それは、

植野が硝子転校まで続けた硝子いじめについて、島田は将也が犯人だと思っていた。(今も思っている)

ということです。
ここまでで見たとおり、島田は将也の硝子いじめを、途中からははっきり否定的に見ていたと思います。
そして、その行為ははっきりと学級裁判で断罪されました。

にもかかわらず、将也は硝子いじめを続け、硝子を転校に追い込んだのだ、と島田には映っていたに違いないだろうと思っているのです。
実際にやっていたのは植野だったわけですが、植野がその後島田グループからハブられず、逆に将也は徹底的にいじめられているところからしても、島田は明らかに誤解しています

だからこそ、島田は中学に入った時に「女子をいじめて転校させた」という噂(島田にとっては事実)を流し、将也と仲が良かった事実すら否定しようという動きを続けていたのだろう、と思うわけです。


第1巻171ページ、第5話。ここで島田が流している「噂」って、ぶっちゃけ正しくないですよね。でもそれこそが、島田が「誤解」していた証拠ではないでしょうか

いずれにしても、今回殊勝に真実を語っているように見える植野ですが、必ずしも「すべて」を語っているわけではありません。
その辺りについても、エントリを分けて書いてみたいと思います。
タグ:第61話 第05話
posted by sora at 07:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第7巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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