2014年10月16日

第7巻のどんでん返しの可能性に関連して:どうにもクサい伏線集

昨日の、「7巻の残りの予想」エントリの続きです。

残り全体の半分となった第7巻で、まだ「大どんでん返し」が待っているんじゃないかという思いが捨てきれないのは、実際に第5巻で大きなちゃぶ台返し(橋崩壊からの自殺)があったこともありますが、この先、普通に物語を進めたのではもう回収の見込みがなさそうな「クサい伏線」がいくつかあることもその大きな理由だったりします。

ここで、そんな「このまま普通の展開だと、もう回収できないんじゃないか」という伏線を、まとめておきたいと思います。

1)竹内が手話を覚えていたのはなぜか?

2)硝子の補聴器が、再会時に川に転落するまでは両方つけていたのに、それ以降は片方になって再購入する気配もないのはなぜか?

3)将也が再会前に福祉会館を見上げて「60くらいになると思ってたけど…」とつぶやいたせりふの意味は結局語られないのか?

4)硝子が水門小に転校してきた初日に、将也にだけ満面の笑みを返したのはなぜか?

5)植野籠城中に、石田母が手渡した「ニヒルな肉球」のCDは、結局なんだったのか?


上記の「謎」には、すべて共通点があります。
それは、

・まんがのなかで、非常にはっきりと、意図的に描写されていること。

・にもかかわらず、伏線として回収されておらず、回収される気配もなさそうなこと。


です。

この作品が、連載を始める前から綿密なプロットが練られたうえでスタートしており、しかも最終話まで引き延ばしも打ちきりもなく当初の構想どおりにまとめられたということを考えると、特に1)や2)の謎が解明されず放置されているのは、かなり不思議に思えます

1)に関しては、わざわざ竹内を写したカメラが、竹内が手話を間違いなく読み取っていることを描写しています。


第5巻57ページ、第35話。

そして2)については、植野がわざわざ補聴器を両方確認して「片方しかない」とせりふまで言っています。


第3巻127ページ、第21話。

ここまではっきり描かれていながら、いまだにこれらの伏線は回収されず、いまのところされる気配もない、というのが「不気味」なんですよね。

ですから、これから思いもかけない方法で1)や2)を回収にかかってくる、という展開もあるんじゃないか、と考えずにはいられなくなるのです。(もちろん3以降も)


posted by sora at 08:23| Comment(3) | TrackBack(0) | 第7巻 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
竹内が手話を覚えた経緯は明かされないんじゃないかと思います。
撮影交渉のために真柴が水門小を訪れたときに先に硝子が来ていましたが、そのときの硝子と竹内が手話である程度会話できていたと仮定すれば、竹内に関してはそれ以上の展開は無いんじゃないかと。
Posted by あがる太 at 2014年10月16日 11:04
お母さんが補聴器を確かめるシーンでも片方だけ描かれているので、
それ以前にもう片耳しかつけていない状態になっていたのだと思います。
永束の利き手が逆になっていたことを考えると、
右左に関しては設定の整合性より構図優先ということなのではないでしょうか。
Posted by 白えんぴつ at 2014年10月16日 14:30
皆さん、コメントありがとうございます。

竹内の手話は、その(硝子が説得に行った)場面で「回収」と見るとすると、かなりマニアックな伏線回収ですよね。しかもにわとりと卵が逆のような印象もあります。

また、永束の利き手が左か右かかなりテキトーに描かれていたということはありましたが、さすがに補聴器について、左と右をテキトーに描いてしまうというのはないんじゃないか、と、私は想像しているのですが…

どうなんでしょうか。
どちらにしてもあと5話しかないので、このあたりの伏線がどうなるかはすぐに結果は分かりますね。
Posted by sora at 2014年10月17日 00:21
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