2014年10月10日

第56話から、文化祭の日程と映画撮影スケジュールを考察する(3)

前エントリまでで、永束の映画制作スケジュールが決まりました。
映画は、実はせいぜい4、5日、実質でいうと3日もかけずに撮影された、超省エネ映画だったことが判明したわけです。

そして、このような映画撮影のスケジュールを想定すると、さらにいくつかの「謎解き」が可能となります。

1)永束の「ドンピシャの素材」とは、ロケ地に使った廃屋だった?

永束が第37話の最後で、将也に「映画にドンピシャの素材を見つけた」と喜んで話しかけるシーンがあります。


第5巻101ページ、第37話。

このあと、将也は永束のこの話しかけを無視して川井に突撃自爆していくわけですが、それはともかく、このときに永束が将也に見せようとしていた「素材」とは何だったのでしょうか?

それは恐らく、

ロケに使った廃屋

だったのではないかと思います。
この8月5日「以降」の撮影で活用されていて、それ以前は逆に話題に出ていない「素材」というと、ロケ地としての廃屋くらいしか思い当たりません。
ロケ地のことを「素材」というかどうかというのは若干微妙ですが、「イメージにぴったり」という表現とはよく合っている気がします。


2)妖精の髪型はギリギリ間に合った?

結絃の妖精のシーンは、廃屋と幽体離脱の場面でしか出てきませんから、撮影は9月9日~10日あたりだったということがわかります。


第56話、14ページ。

ところで、この妖精、衣装もさることながら、髪型が非常に特殊で、ヘアメイクのスキルのある硝子でないと作れない髪型になっていました。(一瞬帽子のようにも見えますが、髪型を作った上に布を巻いているような感じだと思います。)


第5巻83ページ、第36話。

でも硝子は、自殺の際のケガ(恐らく将也に腕をつかまれたことによる脱臼)のために、しばらく腕を吊っていて器用な作業ができなくなっていました。
恐らく、この状態では結絃の妖精の髪型を仕上げられなかったのではないかと思います。

そして9月2日の撮影のときも、まだ硝子は腕を吊っていましたが(ですから目撃者のシーンで登場する硝子は腕を吊っています)、第55話で将也の見舞いに来たところで、ようやくそれがなくなり、自由に腕が動かせるようになりました。

ですから、9月9日、10日の妖精の撮影の際には、なんとかぎりぎり間に合って結絃のヘアメイクをすることができたということになります。
上映当日も、髪を硝子に仕上げてもらってから学校に行ったのでしょうね。


posted by sora at 07:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 第7巻 | 更新情報をチェックする
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