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2014年09月02日

「第43回」度胸試しが第41〜42回とまったく同じ構図だった件

第50話で広瀬が植野に送ったLINEによって、将也転落時に、下に島田も広瀬もいたことが分かりました。
それによって、第43話で描かれた「度胸試し」と名づけられた将也の川への転落は、「島田と広瀬が見守るなか、将也が度胸試しで水に飛び込む」という、第1話で描かれた小学校時代の「度胸試し」とまったく同じ構図だったことが分かりました。

そうなると、第43話で、将也がこの場面を回想していることに別の味わいが加わりますね。


第43話、12ページ。


第1巻13ページ、第1話。

ついでにいうと、第43話で、かつて「第43回」がお流れになったシーンの広瀬のせりふを思い出しているのも、完全に伏線だったことが分かります。


第43話、8ページ。

広瀬が嫌がった理由は、ひとことで言えば「あまり高い所から飛び込むと水がコンクリートみたいな硬さになってケガをするから、そういう事故が起こる前にやめようぜ」ということでした。

そして第43話では、実際に広瀬が恐れていたような高さから飛び込んで、実際に水がコンクリートのような硬さで、将也は大ケガを負って意識不明の重態になってしまったわけです。

第1話で「第43回度胸試し」をこの理由で断った広瀬、というのが伏線になって、第「43」話(サブタイ:度胸試し)で将也がこの話を思い出し、それでも覚悟を決めて硝子を引き上げて代わりに自分が転落し、落ちる直前に「飛び込みを見守りながら「あいついつか死ぬぞ」とささやく島田と広瀬」を思い出していて、そして実際に転落時にこの2人が転落の現場にいた、という、実にスキのない構成で伏線が設定、回収されていることに、改めて驚きます。

連載まんがの構成を、まるでパズルのように自在に操る大今先生に脱帽です。
posted by sora at 07:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第6巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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