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2014年09月01日

第50話、久しぶりに硝子の笑顔が!

第50話では、雨のなかにヌッと現れ、ユーレイだとか散々な言われようの(笑)硝子ですが、実は今回はけっこう表情豊かなんですよね。

植野に「タワゴトは石田を返してから言って!」と罵倒されたときはとても寂しそうな顔をしています(このコマが大ゴマで描かれていることからいっても、大今先生もこの表情をしっかり読者に見せたいと考えていることがわかります。)


第50話、16ページ。

そして、今回ちょっと分かりにくいのですが、待望の「あの表情」のコマが!


第50話、17ページ。

微笑んでいます。

ほんとうにぎりぎりの微かな微笑みですが、あの自殺事件以来、ずっと封印されていた笑顔がここで自然に解放されています。

いいですね。
もちろんこういう微笑みは、もともと社交辞令的な意味合いは含んでいますが、ここでの微笑みは、かつての硝子の微笑みにあったような「本心とは裏腹に、無理に作っている笑顔」ではありません。

いちどは家に入ってしまった植野がまた出てきて、硝子に島田のメアドを教えたのも、扉を閉めようとした瞬間に硝子のこの表情を見てしまったことと無関係ではないと思います。

「ハラグロ」とか「カワイソーなふりをして将也をだましてる」とか、硝子の内面を悪く思いこむことで硝子を否定しようとしている植野ですが、硝子のこの表情を見て、それが自分の勝手な「思い込み」で、実際の硝子はもっと単純で、少なくとも「行動している」ときには裏表がないんだ、ということに何となく気づいて、毒気を抜かれてしまったようにも感じます。

また、川井回で、川井が硝子とまともにコミュニケーションをとる気がないということが、「硝子の表情をほとんど描かない」ということで示されたことと対照的に、今回、植野回では硝子の豊かな表情が描かれているということは、植野は実は硝子とコミュニケーションを取る気が(本心では)あった、ということを示しているように思います。

微笑みの次は、心からの笑顔を見たいですね。
そんな笑顔は将也が目覚めるまではお預けだと思いますが、「その日」も割と近いんじゃないかと期待しています。
タグ:第50話
posted by sora at 07:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第6巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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