1)石田母のピアスがUSBメモリ
今回、硝子と石田母、双方に共通する「右耳のキズ」を強調するために、何度も登場した、石田母の「左耳の」ピアスですが、妙に大きくて黒くて直方体で、どう見てもちょっと古めのUSBメモリです。

第49話、8ページ。
必要なときに外してPCにさせばデータのやりとりに便利そうです(笑)。
2)将也飛び込み記事の違う場所が写ってる?
真柴の回想のなかで、例のバカッター記事が改めて登場していますが、よく見ると、以前に描かれたときとは違うカットになっていて、記事の下のほうがこれまでより多目に読めるようになっています。

前回。第10話。

今回。第49話。
斜めにカットされてるので文章としてはまともに読めませんが、典型的な若者バッシング記事が書かれているようですね。
とりあえず、何か他の伏線を回収できるような、そういう情報を含んだ文章ではまったくなさそうです。
3)結絃はどこに?
これは、真面目に考えるとコネタより大きな伏線なのかもしれませんが、第47回の佐原視点回以降、結絃の姿がすっかり見当たらなくなっています。
今回は、「映画製作、再開なるか?」と書かれた巻頭カラーの「映画メンバー」のなかにすらいません。

第49話、連載時カラーページ。
一体いま、結絃はどこにいるのでしょうか?
実は映画再開のために、まったく違う動きをしていた、みたいな展開があったら面白いですね。(これまでに撮った部分を勝手に編集してミニ映画を作ってたりとか)
4)モブキャラなのに顔がある!
この作品では、モブキャラは露骨に「顔を描かない」という扱いをされることが非常に多いのですが、今回、完全にモブキャラであるにも関わらず、表情豊かにしっかり顔を書き込まれているキャラが登場しました。

第49話、17ページ。
水門小の、事務員のおじさんのようです。
顔がついてるモブキャラはそれなりにいますが、ここまで表情を豊かに描いてもらえたモブキャラは、もしかしたら初めてかもしれないくらいではないでしょうか。
5)カラーページがフライングで単行本の特典に?
今回、第49話のカラーページは非常にイレギュラーな使われ方をしました。
というのも、第49話がリリースされた「8月20日」よりも早い、8月16日発売の単行本第5巻の、アニメイトの特典として使われたのです。

第49話、連載時カラーページ。8月20日発売。

単行本第5巻(8月16日発売)と、アニメイトの特典ペーパー。
こんなこともあるんですね。両方見比べたときは、ちょっと驚きました。
ラベル:第49話
私は純粋に平べったい黒い石かと思っていました。主さんの見方はやっぱり面白いですね。
モブキャラの顔なんですが前回の学校へ撮影許可を取りに行った時の女教師も顔が描かれていた気がします。私の記憶が正しければ。
結弦なんですけど学校に行ってるって線はないでしょうか。
学校をサボってまで硝子のお守りをする必要はなくなったわけですから
すいません
コメントありがとうございます。
もちろん、USBメモリは冗談ですが、見れば見るほどUSBメモリにしか見えないんですよね(笑)。
モブキャラの表情については、これまで描かれていないか、描かれていても子どもの落書きレベルのひどい顔しか描きこまれていないのがほとんどのなか、多少「落書き」っぽいとはいえ、ここまでしっかり表情が描かれたのは珍しいなあ、と思ってコネタにしました。
モブキャラに関しては、これは大今先生の好み!?
かもしれないですけど、中年~老人のモブキャラは
やたら緻密に描かれている印象はあります。(手話教室のオバちゃん、にゃんにゃん倶楽部の植野以外の店員、極めつけはゆづるが放り込まれた銭湯のジイさまたち)
用務員のおじさんも確かに表情豊かですね。
大今先生は皺が多いキャラは何故か気合の入った作画が多いです(笑)
49話のラストで気になるのは、硝子と竹内先生は筆談か手話のどちらで交渉したんでしょうね?
個人的には竹内先生はあえて手話で話さなかったような気がしますが(時間がかかっていたそうだったし)
それに真柴が謝罪してすぐに態度がかわったのも妙に不自然ですね。
コメントありがとうございます。
そうですね、中年のモブキャラはけっこう書き込まれていますが、どれも表情が硬いというか、あまり大今先生がうまく表情を描けてないな、という気がするキャラが多い気がします。
でも、今回の事務員のおじさんの表情はよかったですね。