まあ、天然キャラで高校まで委員長的ポジションを本当に維持できるのか…というのは微妙に疑問ではありますが、ともあれ、この「設定」を前提にすると、1つ答えが見えそうなポイントがあります。
それは、
川井が真柴に好意を持ったのは意外と最近なんじゃないか?
ということです。
川井は、将也と硝子の「うきぃ」事件直後、恐らく「6月4日」に、髪型をかえてコンタクトを外し、イメチェンしてきました。

第4巻11ページ、第24話。
これは間違いなく、真柴にアプローチをするためのイメチェンでしょう。
実際、まさにこの日から、真柴が参加することになった休日遊び(遊園地)に割り込み、事実上乗っとり、真柴が加わった映画撮影に割り込み、事実上乗っとるなど、川井は、真柴との関係を強引なまでに詰める動きを繰り返してきたわけですから。

第5巻9ページ、第33話。
そして、自分がかわいいと思っている天然キャラの川井が、真柴を好きなままずっとそれを押し隠してチャンスを伺っていたと考えるのは不自然で、好きになった途端にイメチェンしてすぐアプローチ、と考えた方がずっと自然です。
これらを総合すると、川井が真柴に好意をもったのは、イメチェンするせいぜい前月、5月くらいで、意外と最近である、という推理にいきつきます。
では、川井が真柴を好きになった瞬間はわからないだろうか?と考えると、実はこれではないか、という場面があります。
それについては次のエントリで。