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2014年08月04日

第6巻の硝子が第2巻の将也をリフレインしている、もう1つのポイントとは?

「橋事件」以降、硝子の表情は劇的に変わってきました。

1)橋事件のあと、デートごっこで自殺を決意するまでの硝子は、心ここにあらずで完全な無表情に。
2)自殺を決意してから決行するまでの硝子は、心を完全に閉ざす代わりに、現実感を失った乾いた作り笑い(フェイクスマイル)に。
3)そして、将也の文字通りの「献身」によって命を救われ、自分の選択の誤りを悟ったあとの硝子は、迷いを振りきったイケメン顔に。


第6巻は、基本的にこの最後の「イケメン」顔の硝子が、自分が壊してしまった(と考えている)ものを取り戻すために奔走する展開が続いていくようです。

そして、この展開は、第2巻、第3巻で将也が硝子に対してやろうとしていたことのリフレインになっている、ということは以前考察した通りです。

それらに加えて、ここしばらくの硝子の「表情」を見ていて、もう1つ、第6巻の硝子が第2巻の将也のリフレインになっている要素があることに気づきました。

それは、

硝子はいま、笑うことを封印しているようだ。

ということです。

橋事件前の硝子は、ベースの表情が「作り笑い」といってもいいくらい、常に作り笑いをすることで、自らを防衛していました。
そんな硝子が、飛び降り事件以降は、作り笑いを含めて、笑顔を封印しています。
連載で、最近の硝子の雰囲気が以前と全然違っているように感じるのは、もちろん能動的・積極的な行動によるところもあると思いますが、何より「笑わなくなった」ことが大きいんじゃないかと思います。

これは、第2巻の将也がほとんど笑わず、巻末の硝子の笑顔を見て「お前は笑っちゃだめだろ」と自分に言い聞かせているところとの対応を感じさせます。


第2巻185ページ、第14話。

きっといまの硝子も、将也のために、また「仲間」のために「なすべきことをやりとげる」までは、自分に笑う資格などない、と考えているのではないかと思います。

はたして、硝子の心からの笑顔は、いつ戻ってくるのでしょうか。
それはきっと、将也が目覚め、硝子が考える将也への「償い」がなしとげられ、そのうえで、将也から硝子に心のからの笑顔を向けたときなのだと予想します。

それはいつごろになるのでしょうか。
はやくまた、硝子の笑顔が見たいですね。
タグ:第14話 第47話
posted by sora at 07:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第6巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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