だからこそ、たまに口話が出ると印象に残るのですが、いまだに何と言いたかったのかが分からないのが、小学校時代、国語の教科書を読んだときです。

第1巻76ページ、第2話。
これだけだと読み解きは至難の業です。
でもヒントが1つだけあって、読みきり版では硝子が読んだ教科書の文章が一部掲載されているのです。

読みきり版6ページ。
これと照らし合わせると、最初の吹き出しのほうで読んでいるのは、
「…のく、わ んて ぶおっくの」→「その靴はサンドブロックの」
だということが分かります。
後半の、
「おばあ、んにも あいなく…」
は、分からないですね。教科書の文章のなかにもそれに該当しそうな部分がないので、先のコマで切れている部分を読んでいるということなのでしょう。
想像で埋めて読んでみると、
「おばあ、んにも あいなく…」→「おばあさんにも ??なく」または「おばかさんにも ??なく」
あたりでしょうか。
それにしても、そもそもこの文章って何かの小説?
それが分かれば、切れている部分もわかるので硝子がなんと言っているか分かりそうなものですが…
ご存知の方、心当たりのあるかたはぜひ教えてください。
この教科書の文章を見ると「靴」や「僕」など
小学校では習わないような漢字が出ているように思います。
気になって、指定した漢字を小学校で習うかどうかを調べることのできるサイトで
他の文字も試しましたところ、
可『哀』想 『賓』客 『嫌』 の『』の漢字は習わないようです。
読み切りなので、そこまで拘っていなかったのかもしれませんね。
また、「マリネット」と「マリオネット」が混在しているのも
少し気になりました。
コメントありがとうございます。
そうですね。これは本当の国語の教科書ではなく、知り合いの同人誌とか、もしかすると大今先生が昔かいた小説とかの切れ端のように思えます。
ご指摘のように、漢字も小6水準に合っていないですからね。
だからなおさら、どなたかがこの文章の出所をご存知なら、面白いなあと思っています。
私もこのシーンの為にでっち上げた物か、
作者の持ち球を文章化した物だと思います。
そうであれば、いずれ出版されるであろう(?)「大今良時初期作品集」に『聲の形』オリジナル版や『魔女裁判』とセットで収録されたら、いいなぁ。
前例がないわけではないです。
『空飛ぶ広報室』等で話題の有川浩先生の『図書館戦争』シリーズ内での架空の本『レインツリーの国』がどんな本だろうと話題になったため、有川浩先生が実際に『レインツリーの国』を執筆出版したという実例があります。
そういえば、有川浩先生も女性ですし、『図書館戦争』『レインツリーの国』は共に聴覚障害の女性が出てきますね(但し、先天性ではなく、中途失聴)。
できれば、これの出典は機会があるときに大今先生サイドから教えてもらえると嬉しいですよね(^^)。