ちなみに、今回の「Wikiっぽいもの」は、「完全に客観的でフラットな最大公約数的な解説をする」のが目的ではありません(そこが「っぽいもの」たる所以でもあります)。
それよりは若干踏み込んで、「明確に描かれていないことでも、多くの人が同意するであるような解釈や人物像はむしろ積極的に盛り込む」という内容を目指しています。
喜多(きた)

将也の小学校時代、「きこえの教室」(聴覚障害者むけ通級指導教室と思われる)を担当していた女性教師。
オリジナル版には登場しない。また、登場するリメイク版と連載版でも設定が変化しており、リメイク版では特別支援教育に理解のある中堅教師として描かれているのに対し、連載版では経験が浅く若さと勢いだけの教師として描かれている。以下、連載版におけるキャラクターを紹介する。
硝子が所属する「きこえの教室」を担当するが、硝子は基本的に通常級で授業を受けていたため、その役割は補助的なものであった。経験が浅いため、硝子とクラスを共にすることいより生ずるクラスメートの負担感や不公平感に丁寧に対応し「理解と共存」に昇華させていくことができず、逆に「仕方のないこと」とそれらを当然視するなど、クラスの無理解を増長する結果を招いてしまう。
硝子の担当時点では手話もできなかった。
硝子の転校後、硝子の祖母のいとと手話サークルで交流があった模様だが、高校編においても手話を使いこなしている様子はうかがえない。また、高校編で登場した際には結婚指輪らしきものをつけている描写がある。
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てたので妊娠してたかもしれませんね。
まさか旦那は竹内先生・・・?!
コメントありがとうございます。
特別支援教育に多少なりとも縁のある人間として、喜多先生の「無能さ」の描き方って絶妙だなあと思っているところです。
小学生編と高校編の間の5年間に、喜多先生に何があったかはかなり興味深いところです。
祖母との交流があった話とか、結婚とか妊娠?とか、かなりいろんな新ネタを仕込んでいるところから、今後エンディングまでにもう1回くらい登場の機会があるんじゃないかと期待しています。