2014年07月10日

第44話:定例 伏線回収ウォッチング

今後、話がある程度動いたときはこのエントリを更新していきたいと思います。
先日、第43話が終わった時点で残っていると思われる、主な伏線についてリストアップしました。
これらの伏線のうち、どれが回収されたのかを定期的にチェックしていこうと思います。

1)特A級
1a)硝子の将也への恋心は届くのか。将也の硝子への恋心は自覚され届くのか。
1b)将也、硝子双方が持つ自己嫌悪は克服されるのか。
1c)島田の中学での将也迫害の理由、島田が将也に考えている(いた)こと
1d)小学校時代の硝子がなぜ将也と友達になろうとしたか
1e)硝子が自殺を決意するに至る(小学校からの)心情的経緯 → 小学校時代については第44話の手紙である程度明らかに
1f)橋メンバーとの和解。誰と和解し、誰と和解しないのか。
1g)将也がクラスメート全般につけている×は外れるのか
1h)硝子が「諦めていたもの」とは何だったのか
1i)将也は、いつ硝子に過去の行い(いじめ)を謝罪するのか

2)A級
2a)硝子が植野に出した手紙の中身 → 第44話で明らかになりました。
2b)硝子の補聴器が片方になった理由
2c)水門小から転校後の硝子の学校生活、交友関係
2d)なぜ島田はテキ屋になっているのか、ただのバイトなのか
2e)結絃カメラのゴクヒ映像はもう使われないのか
2f)結絃の不登校は解消されるのか、自称「硝子の世話係」を卒業するのか → 第44話で「世話係」の自己像が否定されました。

3)Aマイナス級
3a)真柴の正体、真柴の「同級生」
3b)結絃が死体写真ばかり撮っていた理由
3c)ガーデンピックはいつ聞くんだ
3d)佐原のメール「成長を証明する」方法 → 第44話で少し成長した佐原が見れました。
3e)竹内がなぜ手話を知っているのか
3f)ペドロはどこへ行った?
3g)広瀬のいま、島田・植野との関係
3h)将也が中学時代も孤立していたことを硝子は知ることになるのか
3i)映画はどうなるの?

4)B級
4a)喜多先生の結婚相手、喜多はいま何をやっているのか
4b)小学校時代、将也以外のクラスメートの硝子いじめの実態
4c)石田母の「優しさの中の厳しさ」はもう表現されないのか
4d)健脚コンビとは何だったのか
4e)デラックスってなぜ登場したんだろう、再登場はある?
4f)石田姉の顔出しはある?
4g)花火大会の「あれ 西宮さんじゃね?」の発言者は?


第44話で、以下の伏線回収が完了、または始まりました。

2a)硝子が植野に出した手紙の中身
 第44話で植野が内容を朗読しました。
 内容は、小学校のころの硝子が何を考えていたか、でした。
 同時に、1e)についても、小学校時代になぜ絶望していったのか、は半分くらいは明らかになった感じですね。もしかすると、小学校時代の硝子の心情については、明文的に語られるのはこれで終わりかもしれません。
 また、1d)、1h)とも関連してきますが、これらについて踏み込んだ詳細が分かるような内容ではなかったので、とりあえずこれらについては「伏線回収開始」とはみなしていません。

2f)結絃の不登校は解消されるのか、自称「硝子の世話係」を卒業するのか
 第44話で、硝子が結局自殺を実行してしまったことや、植野が朗読した手紙によって、自分が姉を世話していたつもりが、実際には姉が自分のことを心配して水門小で無理していたことを知り、結絃にとっての「世話係」というアイデンティティはほぼ否定されました。
 ここから、結絃がどう立ち直っていくのか、姉からの「自立」、そして学校生活への復帰などは実現するのかが注目されます。

3d)佐原のメール「成長を証明する」方法
 第44話での植野とのバトル、前回の橋のときは逃げてしまいましたが、今回は逃げませんでした。
 そういう意味で、少しでも佐原は「成長した姿」を見せることができたのではないかと思います。
 (まあ、「ドン」とどつかれてあっという間に「ペチャ」とひっくり返って硝子を守るどころではなくなってしまっていて、「中身は弱いまま」ということも同時に表現されていることも見逃せませんが…)

全体的に、いよいよ第44話からは、起承転結の「転」の段階が終わり、「結」の始まりっぽくなってきたな、という印象を受けました。
そして今後も、短い話の中でもかなり多くの伏線が一挙に回収されそうだという印象も持ちます。

終盤になっても弛緩することなくたたみかける展開が続く聲の形、ますます目が離せなくなってきました。


posted by sora at 06:49| Comment(2) | TrackBack(0) | その他・一般 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
植野による手紙の朗読にて明らかになった「普通の子になりたかった」という硝子の思いが、かばいに入った佐原の後ろにうずくまる姿とあわせて、非常に切なく感じられます。
佐原はヒールを折られてなお、植野に拒絶を突きつける強さを示し、ついに彼女の成長を証明してみせたように思います。かつて彼女の目の前で、将也と永束の激突を身を挺して仲裁したのは他でもない硝子でした。
羅刹と化した植野をすぐさま止めることが佐原にできなかったのは、硝子が飛び降り自殺に及んだことを植野から初めて聞かされ、その事実に釘付けにされてしまったからではないでしょうか?
Posted by ジョー at 2014年07月10日 11:04
ジョーさん、

コメントありがとうございます。

おっしゃるとおりだと思います。

今回、佐原は間違いなく「一歩前に進んだ成長」を見せました。
それはまだ十分なものではないかもしれなくて、今度はまた将也の前でもう一度くらい「成長」を見せるのかもしれませんが、佐原は「この仲間」に入ったことで、成長していることを証明しつつあると思います。

最後に硝子を守れなくなったのも、おっしゃるとおり、あの瞬間に硝子飛び降りという衝撃的な事実を急に聞かされたからだと思います。
Posted by sora at 2014年07月10日 20:04
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