2014年06月17日

聲の形のWikiっぽいものを作る:登場人物編(7) 川井みき

次は川井っちですよ。あえて少し引いた書き方をしています。

ちなみに、今回の「Wikiっぽいもの」は、「完全に客観的でフラットな最大公約数的な解説をする」のが目的ではありません(そこが「っぽいもの」たる所以でもあります)。
それよりは若干踏み込んで、「明確に描かれていないことでも、多くの人が同意するであるような解釈や人物像はむしろ積極的に盛り込む」という内容を目指しています。


主要人物

川井みき(かわい みき)


川井みき

小学校時代の将也のクラスメートであり、高校でも同じクラスに所属している。将也の高校のクラスメートのなかで、小学校時代の将也と硝子もあわせ知っている唯一の人物。
三つ編み髪に眼鏡という真面目そうな風貌でクラス委員長などの役職を率先して引受ける優等生タイプだが、真柴に好意を寄せてからはイメージチェンジしてコンタクトレンズに変え髪もおろした。
八方美人な性格で処世術に長けており、小学校時代の硝子へのいじめに対しても、ふだんはクラスの「いじめの空気」に合わせ悪口などに同調しつつ、硝子や担任の面前ではいじめをやんわりと糾弾するといった巧みな使い分けをみせる。そして学級裁判で将也から「悪口の率先者」と名指しされたときは、怒りをあえて隠し「泣き落とし」でクラス全体を味方につけることに成功した。これが将也のスクールカースト転落の決定打ともなっている。
ただし、川井自身にはいじめの一端を担ったり将也を転落させたという自覚はなく、暴れん坊で恐ろしいクラスのいじめっ子が報いを受けた、そのために自分は正しい行動をしたと認識している。
高校になって学校が別になっても植野と交流が続いており、将也と植野との再会をお膳立てしたり、その後も将也が参加するイベントに半ば強引に植野を呼んでくるなど、植野と将也の恋のキューピッド役を買って出ている。

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posted by sora at 22:12| Comment(6) | TrackBack(0) | Wikiっぽいもの | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
真柴に過去の真相と本性を知られ、
本当に気持ち悪い、と石田にピシャッ
と言われてしまった川井。

これだけの屈辱と挫折を味合わせて
くれた川井が新学期、どんな逆襲を
石田に仕掛けてくるか?
楽しみなような怖いような…。
Posted by レッドバロン at 2014年06月19日 18:15
レッドバロンさん、

川井ですが、基本的に彼女の動き方は受動的です。
自分から何かやるというよりは、相手から何か働きかけがあると動き出す、という形ですね。
(今回の波乱も、将也が話しかけたことで起こっています。)

なので、意外と新学期はなにもなくて拍子抜け、が一番ありそうなパターンだと思います。
まあ、真柴がからんで何か起こるというパターンも十分ありえますが…
Posted by sora at 2014年06月19日 22:58
読者的に不人気な川井ですが、現実の学校やイジメの
現場では多数派のような気がしますね。
典型的な傍観者というか。

加害者にも被害者にも深入りせず、つかず離れず。
積極的にイジメを行うわけではないが、といって
自分にもリスクが及ぶような救出活動は決してしない。
自分に火の粉が降りかかる、責任を問われるような
事態は全力で回避。

卒業してしまえば全くの他人事、当事者意識は夢にもない。
すべてを忘れて大人になってイジメ自殺のニュースを聞いても「うわー酷いわね」とこれまた他人事のようにコメント・・という。
子供、大人問わずもっとも多数派タイプの人間では
ないかな?と

もっともあの記憶捏造癖は病気のレベルですが(笑)
Posted by レッドバロン at 2014年06月22日 10:31
レッドバロンさん、

コメントありがとうございます。

川井って、将也目線からみると非常に不誠実な偽善者キャラなんですが、少し客観的な目線で見ると、必ずしもそうとも言えない気はするんですよね。

まず、川井は植野と違って「将也チーム」には入っていませんでした。ですから、川井からみると将也は「自分は関わっていないいじめグループのリーダー」と映っていたんじゃないかと。
そして、「将也チーム」にいた植野は「いじめ側」と見えていた、と。
一方将也からは、植野と川井のつながりから、川井は「植野と同類」に見えていた、というわけです。(たぶん植野も同じ)

そう考えていくと、川井にとって将也は、「いじめっ子で、学級裁判で私まで巻き込もうとした怖い人」ということで、38話~39話で言ってたことにも整合性はつくんだと思っています。
Posted by sora at 2014年06月22日 17:49
それにしても真柴達に石田のことを告げ口して石田を追い込んだ川井ですが、その時に石田に脅されたと嘘を付きましたよね。
決して手は汚さない狡猾な川井ですけど、嘘を付いてまで相手を追い込むっていうのは見ていてちょっと気持ちよくなかったですね~
Posted by へるりん at 2014年06月28日 17:47
へるりんさん、

コメントありがとうございます。

「脅された」というところですが、あれは「嘘をついた」というより、「記憶を改ざんした」というほうが近いと思います。
川井自身が将也に言っていることですが、このまんがでは「誰かを誰かが非難している場合、実は言ってる側に言ってることが返ってくるブーメラン」というのが多々見られます。

川井の「記憶を捏造しないで 真実を見て」というのは、まさに「お前が言うな」の世界で、「脅された」「口止めされた」というのも、真実とは微妙に違いますが、川井の認知の世界からは(自分は正しいという世界観に世界を合致させるため)そう見えている、ということなんだと思います。

例えば、第1巻106ページで、将也が硝子の補聴器を奪おうとして耳にケガをさせてしまった場面、川井は「だからやめなよって言ったのに」と強く言っていますが、実際には 言 っ て ま せ ん。
これなんかも、川井が自分の記憶を改ざんしていることが伺えますね。

この話題はいちどエントリ書いてもいいかなと思います。
Posted by sora at 2014年06月28日 22:14
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