ですから、ネットなどでも「いつになったら植野の×が取れるんだ」といった話題が定期的にあがりますが、実はすでに、第21話で植野に×がついた後、1度だけ、「ついた×が外れる」展開がありました。
ちょっと気を抜くと見逃してしまうくらいわずかですが、それはどこでしょうか?
それは、第4巻収録予定の第25話、将也が「友達っぽい!」と叫んだ後です。(第25話18ページ)

「石田!たこやき喰おーよ!」のコマ、
「頭の中でこねくり回すものじゃない」のコマ、
「やっと今理解した気がする」のコマ、
すべて植野の×が外れていることが分かります。
ここで一旦、植野に限らずすべての人間に対する警戒心を緩めて、植野の×もとれてしまった(前のエントリで触れたとおり、植野についている×は意識してわざわざつけているものなので)わけです。
…ただ、このあとまさに植野の差し金で、たこやき屋バイトの島田と遭遇してしまい、植野にはまたまた×がついてしまいます。(26話5ページ)

ここで、島田だけでなく植野にも、×が「飛んできた」動作線が入っていることは見逃せません。
「飛んできた」ということは、「それまではついていなかった」ということに他ならないわけですから。
それにしても、ほんの一瞬だけ、「友達っぽい!」のおかげで心を許しかけてくれた将也に、よりによってトラウマの塊である島田を合わせてしまってまた心を閉じさせてしまうとは、ほんとに植野は常にやることが裏目裏目にでる可哀想なキャラですね。(^^;)
ジェットコースターで佐原さんが石田の隣に
乗ってくるコマに植野さんがいるんですね.
「えっ,石田の隣は私が座ろうとしてたのに!」
という感じの表現でしょうか,とてもいじらしいです.
きっと並ぶ順番を気づかれないように調整して
石田と座れるように楽しみに待ってたところを,
佐原さんにすっと入られたんだろうなあ,とか.
まあ,無事隣に座れてたとしても,石田からすると
「なぜかよく一緒になることが多い」だけなんでしょうけど・・・あわれ.
しかし本筋に関係ないところでこういうのが多い漫画で
何度でも読めてしまいますね.
コメントありがとうございます。
だめです、それもう少ししたらエントリにしようと思ってたネタですから(笑)。
あそこで、下半身しか見えてない植野がびっくりしてるというのが最高に面白いんですよね。