今日は、硝子が将也に一世一代の告白をする、「うきぃ記念日」です!

(第3巻178-179ページ見開き、第23話)
この、「聲の形」の前半最大のヤマ場である硝子の告白シーン、このイベントが発生したのが、まさに6月3日火曜日、今日なんですね。(私のカレンダーの推測による。でも多分合ってると思います。)
この、カレンダー上ではムードが最高潮のタイミングで、当の連載のほうは鬱展開全開で読むのが辛いような場面が続いていますが、今日だけは3巻を読み返して、この第23話の神回を初めて読んだときの衝撃を思い出して感慨にひたりたいところですね。(^^)
ちなみに、以前も書きましたが、明日、空にのぼる月は、実際には上弦の、半月よりも薄い月になります(参考エントリ)。
ただし、時間的にはちょうど将也が空を見上げた夕方にちゃんと空に上がっているはずなので、夕方6時ごろに空を見上げてみるといいと思いますよ!
ところで、単行本のほうも第4巻の発売が約2週間後に迫ってきました。
第4巻の「なぞ」は、「表紙はどの場面か?」でしょうね。
普通に考えたら遊園地かなあ、と思いますが、あの編は二人の距離が微妙に遠いので、どうでしょうか。
そろそろ、たまには悲しい表情の二人が写る表紙でもいいかな、とも思いますね。
ラベル:第23話
ムードが高まって待ちに待った瞬間が「やっときたー」という感じではなく
この回での衝撃と言われても自分には「???」マークが浮かびまくっただけという印象です
ただ普通に恋愛がしたかった?石田をその相手として見ていた西宮
贖罪という名の依存性にかかっていた石田(そのせいか全く西宮の真意には気付かない)
実は2人の噛み合わなさを決定的に表した場面だったように思えます
この見開きによる過剰演出はある種のトラップだったように見えて仕方ないんですけど
ひねくれてますかね?
正直この漫画には恋愛要素はいらないと思ってるから
俺は逆にガッカリしたなー
聾者って、好き、嫌い、楽しい、疲れた
みたいな単純な表現しかできなくてこっち側の婉曲な表現は全く通じない
この作者は聾者と付き合いがあったみたいなので、もし、ですよ?
聾者のそういう部分でのリアリティを描こうとしてるなら
あの告白は、石田がいろいろと複雑な思いを抱えてしていた事を
西宮硝子はその背景を一切察する事なく単純に受け止めちゃったと
そういう事が表現された場面なんじゃないかと思うんですよね
「突然なにを言い出すんだこいつは?」
って思った読者は俺だけじゃなかったんじゃないでしょうか
さて、「うきぃ」直後、第3巻の181ページから182ページにかけての硝子の表情の変化はテンパってしまっている様子がよく表れていてかわいいですよね。特に182ページ右下のコマでは瞳が渦巻きになってしまっているし。
本当にこの様子を見ても気がつかないなんて、贖罪モードになってしまっているとはいえ、将也の朴念仁めが!
この場面は最初読むとかなり唐突感があるので、やっぱり賛否両論なんですね。
私は、最初に読んで驚きはするものの、「最後に告白するんだ」ということをふまえて改めて23話を読み直してみると、実は23話全部を使って硝子の心の動きが繊細に描写されていて、告白が「必然」となるようにお膳立てされているな、と感じて、再読すれば唐突感はなくなると思っています。
そして、ここで「将也に伝わらない」というのもまた、「必然」であるように演出されていると思います。将也にとって硝子はいまだまったく「恋愛の対象」とは対極にある存在であり、硝子のことばの拙さと相まって、伝わらなかった。
これは、タイトルの「聲の形」の1つの姿をとても生々しく表したシーンでもあると感じます。(さらにそこに、「将也は既に意識の下では硝子が大好き」ということが「月がきれいだね」で暗喩されているという多層構造があるのが最高ですね。)
ともあれ、この「うきぃ」の後は、遊園地編、葬式編、映画編と、基本的には鬱展開が続きますから、前半の大きな節目になっていることは間違いないんじゃないかな、と思います。
自分は告白シーン大好きです!!(たぶんキレイに成長した植野を見た影響で)硝子なりにお洒落して髪型かえてみたり、言葉で会話しようと試みたり、一人の女の子として将也と接したいという思いが高まり、帰ろうとする将也と離れがたくなって..からの「うきぃ」なのでそこまでの唐突感はありませんでした。
「月がキレイだね」はふたりの未来の暗喩と思ってます。恋愛面でもそれ以外でも、とにかく将也と硝子を応援したいです。
コメントありがとうございます。
私もえみるさんの印象に近いです。
既に将也のことを好きになっていた硝子に、猫ポーチ、植野、橋に来ない、といった激動のイベントが続き、思い切って何かを(どこまでかは別にして)伝えようと髪形を変えたり口話で話したりして、最後につい感極まって告白…という感じかな、と。
最後を月が綺麗で締めるのは(まんがとして)かっこよすぎですよね。(^^)
うきぃ記念日にツイッターで写真を送らせて頂いたヒロシと言うものですm(__)m
早速コメントを書かせて頂こうと思ったのですが、実はあれから夏風邪をこじらせて肺炎になってしまい、色々あって今更の書き込みになってしまいました、すみませんm(__)m
この回の西宮さんは、ポニーテールでイメチェンしたり、手話では無く敢えて言葉で伝えようとしたところとかが、ただひたすら可愛かったです(*'▽'*)
それに対しての石田の反応には正直、
「ッオイ!石田ァ!!」と、どこぞの小学生教師ばりに叫んでしまいそうになりました(笑)
連載では今は鬱展開続きですが、ラストで無事に恋が実るといいなぁ、と淡い期待を抱いております。
それでは、遅レス、駄文失礼しましたm(__)m
コメント、それにツイートありがとうございました。
肺炎ですか、それは大変でしたね。
私もマイコプラズマ肺炎で1か月入院闘病して死にかけたことがありますので、肺炎の怖さは十分に知っているつもりです。
もうお元気になられたのでしょうか?
この23話、いまの鬱展開を思うと、ほんとに別世界のような穏やかさですね。
大今先生がどんなエンディングを目指しているのかは分かりませんが、将也にも硝子にも、十分な「救い」が与えられるものになって欲しいと心から思います。
(もしそうならなかったら勝手に小説書きますよほんとに(笑))
肺炎の方は早めに見つかって対処できたので、おかげさまで現在は完治しております。
…それにしても、うきぃ記念日の翌日から風邪で39度近く熱が出て、そのまま肺炎になるなんて…
きっと石田が立ってる筈の場所に自分が立ってたんで、西宮さんがキレたとしか思えないです(笑)
ラストは本当にどうなるんでしょうねぇ(^o^;
色々あっても、最終的に二人には幸せになって欲しいです。
ならなかったら自分もSS書きます…文才無いですけど(笑)
コメントありがとうございました。
そういえば、聖地巡礼された直後だったんですね。
42話も大変な展開になってますが、本当に、この二人には幸せなエンディングを迎えてほしいと私も思います。