あれを見ると、また硝子の告白リベンジがありそうで、いまから楽しみです。
さて、あの番外編2は重要なシーンが目白押しですが、中でも注目したい1つが、4ページ目の、橋での硝子と将也の会話のシーンです。

なぜこのシーンが重要に見えるかというと、この真ん中のコマでの硝子の表情が、明らかに「好意を持っている異性に対する表情」に見えるからです。
このまんがの最大のなぞの1つは、「硝子はいったいいつ、将也のことを好きになったのか?」ということです。
その最大のなぞに対する非常に重要なヒントとして、「この橋のシーンでは既に好きになっている(ようだ)」ということが言えそうなので、このシーンが重要なわけですね。
さて、実はこの橋のシーンがいつなのか、意外とシンプルに特定できます。
私のカレンダーのなかから、可能性のありそうな日を抜粋してみました。

話の流れから、この橋のシーンは硝子と将也が再会してから「うきぃ」(第23話)までの間の火曜日のいずれかです。
4/29:結絃は手話サークルのベランダ?から望遠鏡で見ているので違う
5/6:可能性あり
5/13:佐原がいるはずなのでおかしい
5/20:佐原がいるはず、結絃が橋の上にいる間に将也は帰ったのでおかしい
5/27:将也が橋にいかなかった
6/3:うきぃ
このように並べてみると、このシーンはほぼ間違いなく5/6のものである、ということが分かります。
でもって改めて第3巻を見てみると、確かに同じシーンがあるわけですよ。
第3巻7ページ、第15話のこのシーンです。

…見た目、同じシーンですが、実際に同じシーンだったようですね。
このシーン、将也目線では、自分のメアドを教えようと思ったら佐原の連絡先を聞かれてがっかり、というシーンなのですが、実は硝子はこのときすでに将也のことが好きになっていた、そしてそれは結絃からはバレバレ、ということだったわけですね。
さて、このシーンで既に硝子が将也に好意を持っていたすると、硝子が好意をもつに至った可能性期間は相当に絞られます。
そして、実は「この瞬間じゃないか」と私が考えている瞬間もあるので、そちらについてもエントリを改めて書こうかなと思っています。
※一応…番外編の4ページで「橋のシーン」と、「その次の硝子のはにかみ」が違う時期のもの、という可能性もあるのですが、だとすると橋のシーンが描かれている必然性がまったくないので、やはり同じタイミングだと思います。