2014年04月29日

第23話の「月」の見えについて再考察

さて、以前のエントリで、第23話で非常に重要な役割を果たす「月」について、夕方に満月は高く上がらない、ということを書きました。



この「うきぃ記念日」について、私のカレンダーでは「6月3日」だと推定されましたので、今回、さらにもう少し深く、この日ピンポイントの月の見えについて考察してみました。

今回は、カシオ計算機が提供している、こちらのサイトをつかってみました。
http://keisan.casio.jp/exec/system/1236679789
月の出月の入り(日本地名選択)

こちらに、地名ではなく緯度経度を入れて、大垣市の6月3日の月の出・月の入りを調べてみます。



そうすると、6月3日は月齢5.3、三日月より少し太くなった上弦の月が出ていることが分かります。
そしてこの時期は、夕方にちゃんと月が高いところに見える、「夕方に月を見る」には最高の時期だということがわかります。月の出が9時21分、最も高いところに上がる(南中)が16時9分、月の入りが22時51分です。

つまり、この第23話の描写ですが、月の満ち欠けの違い以外は、将也がこのくらいの時間(夕方5時に手話サークルが終わり、その後鯉にえさをやる時間帯の後ということで夕方6時くらい?)に空を見あげると、確かに月は高いところに出ている、ということが言えるのです。

ちょっと遊んでみました。
実際に見えるのはこんな感じでしょうか。


(改変ありのコラ画像)

誰かから怒られたら削除します(^^;)。
ラベル:第23話
posted by sora at 17:54| Comment(1) | TrackBack(0) | 第3巻 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これ、映画版では直ってましたね。
Posted by 熊谷 at 2018年09月30日 21:41
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