初めて永束が将也のことを「石田君」と呼ぶのは、将也が永束の自転車の代わりに自分の自転車を貸して、永束がその結果なくなってしまった将也の自転車を見つけ出してきたときでした。(第2巻65ページ、第8話)
その後、各話で永束が将也のことをどう呼んでいるかを集計してみました。(なお、この中には永束が将也本人ではなく別の人に対して将也の名前を出すときの呼び名も混ざっています。)
第8話 石田君
第9話 石田君 石田君 石田君 石田君 石田君 石田君 石田君 石田君 石田君
第14話 石田君 将也君 石田君 将也 石田君
第15話 石田君 ショーちゃん 石田君 石田君 石田君 やーしょー
第17話 石田君 将也 石田君 やーしょー 将也 将也
第18話 将也 将也 将也 しょうや
第20話 石田君 石田君 石田君 石田君 やーしょー
第24話 将也 石田君 やーしょー 石田君 やーしょー 石田君 やーしょー
第25話 石田君 石田君
第27話 やーしょー
第32話 やーしょー
第33話 やーしょー 石田君 やーしょー やーしょー やーしょー やーしょー やーしょー やーしょー
これはすごくはっきりしてますね。
最初の頃「石田君」と呼んでいた永束は、途中「将也」と呼ぶところを経て、最近はほぼ100%「やーしょー」と呼ぶようになっています。

この「やーしょー」という呼び名の記念すべき1回目は、第3巻15ページ、第15話になりますから、永束が「やーしょー」と呼ぶようになるまで、ちょうど1巻分の時間がかかっているということになりますね。
しかもこのとき、将也が「やーしょー?」と聞き返しているのが味わい深いです。
そして、第33話、映画製作の話での「やーしょー」の連呼にはちょっと笑ってしまいます。(^^)