ところが話題をふられた硝子は将也のメアドを聞こうとはせず、佐原のメアドを聞きます。

結局、将也は硝子とメアドの交換はできなかったわけですが、それなのになぜか、その後硝子と電車に乗って佐原を探しに行くときに、硝子から将也にメールが届くのです。

いったい硝子は、どうやって将也のメアドを手に入れたのでしょうか。
これは、ルートとしては恐らく1つしかありません。
第15話の冒頭で、永束が既に結絃とメアドを交換しているという事実が示されます。

そして、その後の橋のシーンで佐原のメアドを聞かれたとき、実は橋の下には結絃がいて、会話を(手話を)盗み聞き?盗み見?しています。(手話だから離れていても分かると思われます)
あのやりとりを見れば、普通に、「将也が硝子とメアドを交換したがっている」ということは分かるでしょう。
だから、将也のメアドは、将也から永束へ、永束から結絃へ、そして結絃から硝子に渡ったのだと考えられます。
そして、そう考えると実はもっと素直なストーリーが思い当たって、将也が硝子にメアド交換を持ちかけたときは、既に硝子は将也のメアドを入手していた、という可能性です。
そうであれば、将也から遠まわしに「メアドを知りたい人はいるか?」と聞かれたとき、質問を額面どおりに受け取って「(将也のは既に知ってるから)佐原さん」とナチュラルに答えてしまった(そして将也はがっかり)、という流れが考えられるわけですね。
そして、硝子のメアドにも伏線がひかれているのですが、それはまた次のエントリで。
ラベル:第15話
しかしこのあとすぐに永束とメアド交換し、うきぃ事件の時はGPSらしきもので硝子を探し、観覧車のあとにはiPadらしきものまで取り出してますね
作者のミスなのか、結絃の嘘なのか(この切羽詰まった状況で嘘をつくか?)
この話題ってブログで触れられてましたっけ?
もし被ってたらすみません
結絃は、第2巻173ページでスマホを出して「硝子がくれた」と言っています。
その前の家出騒動でこりて、スマホを契約したということだと思います。
iPadのほうは描写がありませんが、硝子が聴覚障害だということを考えると、家にタブレットがあるのはとても便利です。
ですので、「家族用」ということでタブレットを持っていると考えるのがいいのかなと思います。
すみません。まだ愛が足りませんでしたね