第1巻166ページで、硝子が転校した翌日、机に落書きされていたのは硝子ではなく自分だったと分かったときに横から聞こえてくる「やっと気づいた?」の声。

吹き出しの方向からして、声が聞こえてきたのは将也の右、または右後方。
そしてセリフの中身から、言っているのは女子生徒。
将也が立っていた位置から判定すると、教壇から見て、将也の机の左側、左前方、もしくは前方にいる女子生徒から言われた、ということになるのですが…
そのすぐ後のコマを見ると、この方向にめぼしい生徒が誰もいないんですよね。
ほんとに誰もいない。
そもそも将也のほうを向いている生徒がいないです。
ここで考えられるのは、次の2つの可能性くらいかな、と思います。
1. 2つ前の席に座っていた川井。で、言った後ほかの友だちに合流してしまった。
川井は、島田にいじめられて倒れている将也を見て「因果応報」とか言ったりもしてるので、このセリフを言う人物としてもっともありえるんじゃないかな、と思います。(ただ、やっぱり位置的に厳しいかも…)
2. 誰もそんなこと言ってない。将也の幻聴。
高校生編の初めのあたりで、将也はクラスメートが実際には言っていないセリフを聞いています。精神を病んで幻聴を聞いている状態になっているわけです。
このときに、その最初の声を聞いた、という仮説も、(その後の高校生編を見ると)あながち間違っていないようにも思われます。
ラベル:第04話
初コメント? なら嬉しいです。
遅ればせながら、お子さんの事にもお祝い述べさせてくださいませ。
「死体ごっこかな?」の女の子ではないかという気がします。
植野とつるんでいた。
誰でもない人間が話かけたのではなく、誰かわからないような仕方で話しかけたのでしょう。
それこそ、イジメらしく。
コメントありがとうございます。
反映が遅くなってしまいすみません。
コメントは第1号でした(笑)。
うーん「死体ごっこ」の女の子なんですかねえ。
分からないんですよ。
このせりふ、言うとしたら植野か川井なのかなあ、とも思うけどいないし(植野は右だし、川井も自席にいない)、「西宮」が言ってもいいせりふだけどだとすれば幻聴だし、みたいに考えています。
このシーンを読んだ私個人の受け取り方としては
吹き出しに誰の声かわからないと同時に次のシーンで
将也がぽっかりと孤立して固まった状態で回りの生徒の顔も白くなってます。振り向く余裕もなく、ターゲットが自分だと気づいてしまった自分が恥ずかしいやら惨めやら一瞬のうちに頭の中がぐるぐる思考が目まぐるしく回り、みんなの顔、目を見ることができなくなってしまったきっかけの表現ではないかと思いました。
今日読んでいて他にこれってもしかしてと思った表現に結弦が履いていた将也の小学校の頃の靴を硝子が返しに行く際、将也の背中に向かって“ショーちゃん!!”って吹き出しがありましたが正確には吹き出してない丸で囲んであるのでこれは硝子の声には出ない聲なのかなとも思いました。
前コマで「すうー」って息を吸うシーンがある。