2016年10月10日

映画・聲の形の「伏線」を楽しめる劇伴インタビュー掲載!

これは実に興味深いインタビューです。

http://www.excite.co.jp/News/bit/E1475063249559.html
ラストの曲は、京アニ近くの河原で泣きながら思いつきました――映画『聲の形』音楽・牛尾憲輔インタビュー

このインタビューで語られていることはなかなかすごいです。

・バッハのインベンションは、最初から最後までを断片的に少しずつ演奏して文化祭で演奏しきる形になっている。これはこの物語全体が将也にとっての「練習曲」であることを示したもの。
・猫カフェで流れているBGMの歌詞は植野の将也への片思いを表現したものになっている。
・そのBGMが退院後に植野が美容院の陰から覗いているときもかかっている。
・永束君と最初にハンバーガーを食べたフードコードで流れている曲が文化祭の宇宙カフェでも流れていて、それは永束のビッグフレンドへの友情を表したものだった。
・硝子がみんなとの関係を取り戻すために動き出すシーンの音楽だけが、「みんなで演奏する」バンドミュージックになっている。
・夢のなかで将也と硝子が会うシーンでは、左右で音が違う。それは補聴器のノイズと将也の心象音を表していて、その音楽の後で将也のもとに向かう。
・ラストの曲の後半で悩んだが、「取り巻く世界が確かにあると分かったからこそ、最後は将也ひとりの話にしていいんだ」と気づき、将也が奏でる(インベンションから続く)ピアノで終わらせることにした。


こんな風に、まるで原作のような深い伏線がバリバリ設定されていることがわかります。

このインタビュー記事を読みながらサントラを聞くと非常に興味深く聞けますね。

サントラCD


映画 聲の形 オリジナル・サウンドトラック a shape of light[形態A]
映画 聲の形 オリジナル・サウンドトラック a shape of light[形態B]
牛尾憲輔
posted by sora at 18:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | 更新情報をチェックする