当ブログでは、いわゆる発売日前の「フライングのネタバレ」に関する話題は扱いません。フライングのネタバレとなるコメントはご遠慮ください。ご協力よろしくお願いします。(発売日後のネタバレはOKです。)

おすすめエントリ(最初はこちらからどうぞ)

2014年11月18日

第61話 コネタ集(2)

第61話のなかで見つけたコネタ集、前のエントリから続いています。

6)また酒を飲んでるダブル母

11月から3月まで時間が流れていくコマの1つで、西宮母と石田母が「また」酒を飲んでいます。


第61話、15ページ。

しかも、前回、将也の快気祝いのときとまったく同じ数、缶ビールを9本空けています
そして前回と同じく、西宮母と目が合うとにらまれてしまう将也(笑)。
何気にいいシーンですよね。西宮母にとっては、いいストレス解消の場と楽しい飲み友達ができて、良かったなあと思います。


7)「いいパン」がまた登場

同じく、「時間が流れていくコマ」で、将也、硝子、結絃が書店で買い物しているシーンですが、


第61話、15ページ。

硝子の前にあるのはなんでしょう?
恐らく、フランスパンではないかと思います。
だとすると、これはきっと、将也が硝子との再会を果たし、その次の火曜日に会いに行く途中で買った、第8話の「めちゃくちゃいいパン」ではないかと思います。

あのとき、そのパンを見て「いません」とにべもなく将也を追い払った結絃が、今は部屋にきて勉強を教わる仲になったのかと思うと、なかなか感慨深いものがあります。

ちなみにこの書店では、硝子のための東京関係の本を買ったのか、結絃の参考書を買ったのか、どっちだったのでしょうか?


8)「あの姿見」が荷物の中に

硝子の上京シーンで、車の中に詰め込まれた品物をよく見ると、布団とか扇風機とかがぎっしり詰まっていて、妙に生活感を感じて面白いですね。


第61話、16ページ。

そして、左の方には、姿見が積まれているのが見えます。
この「姿見」、これまでの西宮家のシーンでも何度も登場した、「あの姿見」かと思うと、感慨深いものがありますね。


第4巻172ページ、第32話。

たとえばここ、第32話で西宮母が夫から離婚をつきつけられるシーンにもありましたし、4巻番外編で西宮祖母が硝子と発声練習しているシーンにもありました。


9)急発進する車

本来なら感動的なシーンに仕立てるのが王道であろう、硝子上京で将也との別れのシーン。
でも将也は、いちばんいいシーンで硝子にこともあろうにガーデンピックの使い方を聞いてしまいました。


第61話、17ページ。

そして、それを受けたこのシーンで笑うポイントは、実は目が点になっている硝子ではなくて、その周りに描かれている「ゴォ」という効果音のほうです。
この音は、運転席にいる西宮母が、アクセルを踏んで急発進しているということを示しています。

これは恐らく、とうとう将也からの告白がある、と思って内心楽しみにしていた?西宮母が、まったくとんちんかんな将也の質問に思わず吹き出して、うっかりアクセルを踏み込んでしまったんじゃないか、と思っています。(そうじゃなかったら、一応2人の大事な時間なので、しばらく待ってるはず)
将也の天然ボケも、そうとう年季が入っています。


10)なぜ西宮母が永束を知ってるのか?問題

さて、このまんがにはさまざまな「なぜこいつがこれを知ってるのか問題」というのが出てくるのですが、今回もその問題がこっそり出てきているのが、このシーン。


第61話、16ページ。

西宮母が永束の名前を呼んでいますが、いったいいつ西宮母は永束と面識を持ったのでしょうか?
ざっと振り返ってみると、実はよく分からないんですよね。
いちおう、第44話で西宮母と植野のけんかを仲裁しているときに、植野を押さえていたのが永束のようですから、ここで知り合ったと考えることもできますし、そうではなく、第61話のなかでガンガンタイムスキップをしている半年の間に、何らかの縁があって知り合った、と考えることもできます。


11)また次回の表紙が橋本環奈

さて、次回最終話は聲の形はセンターカラーをもらえたようですが、マガジンの次週予告をみると、


週刊少年マガジン2014年第50号より。

また表紙(おそらく中のグラビアも)が「橋本環奈」になっています。
たしか、聲の形がカラーのときに、表紙やグラビアが橋本環奈、というパターンって、もう3回目くらいなんじゃないかと記憶しているのですが…。
不思議ですが、なぜこんなに「被る」んでしょうかね。


12)目次ページに結絃

まんが本編を外れて、今週のマガジンの巻末の目次をみると、


週刊少年マガジン2014年第50号より。

左下の「持ち込み歓迎!」のコーナーのイラストが、冬服の結絃になっています
これは前回、第60話で将也の部屋に来ていたときの結絃のイラストですね。
posted by sora at 07:15 | Comment(5) | TrackBack(0) | 第7巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第61話 コネタ集(1)

さて、このコネタ集も、残すところ今回をふくめてあと2回となりそうです。
そして、このラス前の第61話も、コネタの宝庫となりました。
2エントリに分けてまとめておきたいと思います。(それでもすごく多いです)

1)結絃はテスト50点、破いてる

前回、小テストで4点というひどい点数をとっていた結絃ですが、今回は短期間(恐らく1か月弱)で50点にまで引上げてきました


第61話、1ページ。

やはり結絃は地頭は相当良さそうです。
でも、まだ親には見せたくないらしく、破こうとしているときに母親から声をかけられてびっくりしています(笑)。


2)靴下ぬいでる植野

将也との「親密度」はあがっていないのに、将也の自宅での「侵入度」はどんどん上がっていく植野が、今回はとうとう将也の部屋の布団にまで到達してきました(笑)。


第61話、2ページ。

そしてこのシーン、よく見ると植野は靴下を脱いでいます
他人の部屋で靴下まで脱いで布団で寝るというのは、相当なものだと思います…(笑)。
ただ、画の雰囲気からすると、単に「くつろいでいた(そしてうっかり寝込んでしまった)」という感じなのかもしれません。


3)また泣いて去る植野

これはずっと読んでいる人は気づいていると思いますが、植野はいろいろやらかしたあと「泣いて退散」という展開が非常に多い登場人物です

これまでも、

第3巻:硝子との再会のあと、泣き笑いして退散。
第4巻:観覧車でビンタのあと、泣きながら観覧車を出る。
第5巻:橋崩壊事件で、将也に謝罪しつつ泣きながら去る。
第6巻:硝子に暴行するも、西宮母にビンタの報復を受け、泣きながら佐原と会話して退散。


と、単行本で1冊につき1回ずつ(?)、「泣きながら去る」ということを繰り返しています。

そして第7巻ですが、第57話の文化祭のときに将也に看病(実際は籠城)を感謝されて、初めての「うれし泣きで退散」という展開になりかけましたが、硝子にホールドされて「去る」ができませんでした(笑)。

これで、第7巻では「泣いて去る」展開なしに終了かな?とも思っていましたが、ここへきて、第3巻のリフレインであるかのように、将也との会話のあと、植野は泣きながら去っていきました。


第61話、9ページ。

でも、今回の「泣きながら去る」も、文化祭のときと同じく、実質的に「うれし泣き」ですよね。
ラストの第7巻にしてようやく、植野にも「嬉しくて泣く」場面が繰り返し訪れるようになりました。


4)鯉がすっかり普通の鯉に

今回、将也が川を覗き込み、「ここのコイ でかくなったなぁ」とつぶやいています。


第61話、10ページ。

なんてことのないシーンですが、私はこの描写は、「鯉が魔力を失った」ということを表しているように思います
これまで繰り返し登場してきた鯉は、私の解釈では、「聲の形」の物語の根幹を成す「インガオーホー」、罪と罰を司って、「奇跡」も起こしてしまう、神のような存在であったように思います。

そんな「鯉」も、将也と硝子の「罪」について、第6巻の最初の43話で将也を、ラストの52話で硝子を「赦し」、将也を復活させて「橋の上の奇跡」を起こしました

これで、将也も硝子も「インガオーホーの無限ループ」の世界から脱出したのだと思います。
脱出した世界(ある種のパラレルワールド)では、鯉は無力なただの魚であって、これまでえさをたくさんあげていた「こちらの世界」の鯉は、そのえさをただ食べて丸々と太っていったのだろう、と思っています。
(このあたりの世界観の考察については、別途長文のエントリを書いているところです。)


5)スカート短すぎ&また胸からパン

さて、そんな風に鯉を眺めていた将也のところに、遅れて硝子がやってくるわけですが…


第61話、11ページ。

スカート、短っ!!
これはびっくりするほどの短さです。

ただ、この短さは恐らく「将也視点」での猛烈な補整がかかっているという「設定」なんだろうと思います。
というのも、第53話の3ページ目で出てくる「夢の中の硝子」と、スカートの極端な短さがそっくりだからです。

そして、そんな「将也補整」がかかって超ミニスカートの硝子は、また例によってジャケットの胸の内ポケットからパンを出しています。

…リュック背負ってるのに。
なぜ毎回硝子がここからパンを出すのか、「この伏線は最後まで回収されないようです」←冗談ですが、本当に不思議ですね。
posted by sora at 07:14 | Comment(8) | TrackBack(0) | 第7巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第61話・定例伏線ウォッチング

さて、いよいよラス前となった第61話ですが、ついにあの「ガーデンピック」の伏線が回収されました

1)将也関連
1a)将也は硝子への恋心を伝えられるのか → 第61話で最大のチャンスを逃しました。もうダメかも(笑)。
1b)将也は硝子に過去の過ちを謝罪するのか → 54話で謝罪。
1c)将也は硝子の自殺の理由を理解するのか → 54話の会話で回収されたと言えるでしょう。
1d)将也はガーデンピックのことを硝子に聞けるのか → 第61話でようやく聞けましたが…そこはその質問じゃないだろ!(笑)
1e)将也がつけていた×は外れるのか(植野・島田以外、モブ) → 第57話で外れました。
1f)将也がつけていた×は外れるのか(植野・島田) → 第58話で島田の×も外れていることが確認できました。
1g)将也は小学生時代への幻想から卒業できるのか → 第58話で島田と会っても動揺しなかったことで示されたといえるでしょう。
1h)将也は自己嫌悪を克服し前向きに生きられるようになるのか → 第57話で解決しました。
1i)将也の進路(もともと明確な希望がなかったが?) → 第61話で、将也も理容師を目指すことが示されました。

2)硝子関連
2a)硝子は将也への恋心を伝えられるのか → 第61話を見る限り、硝子からは言わなそうですね。
2b)硝子と石田母との会話(三者会談?)はあるのか → 55話では回避されました
2c)硝子は自身の障害を前向きに受け入れられるか(呪いの解消は成るか) → 54話で大きな進展、57話で解決したと言えるでしょう。
2d)硝子の進路(ヘアメイク関連に進むのか?) →第59話で具体的な上京の話が出てきました。
2e)硝子の補聴器が片耳だけになっている理由
2f)小学生の硝子がなぜ将也と友達になろうとしたか
2g)小学生の硝子が「死にたい」から立ち直った経緯
2h)硝子転校後も将也が孤立していたことを硝子は知ることになるのか → 第56話で高校での孤立は将也が伝えました。現状を考えるとこれで十分かもしれません。

3)結絃関連
3a)結絃の不登校は解消されるのか → 第60話でついに解消されました。
3b)結絃の写真コンテストの結果 → 第60話で、優秀賞を受賞しました。
3c)結絃は中性的な外見をやめるのか → 55話で髪のカットは硝子担当と分かりましたが…。
3d)結絃の硝子との新しい姉妹関係は描かれるか → 55話で自然な関係が描かれたと思います。

4)植野関連
4a)植野と将也との関係はどのように決着するのか → 第61話で、しっかりとした和解の会話がなされました。
4b)植野と硝子との関係はどのように決着するのか → 第58話で解決されたと判断していいでしょう。
4c)植野は映画撮影に参加するのか → 後半は参加しませんでしたが、上映会にはやってきました。
4d)植野の進路(東京の専門学校に進学?) → 第59話でコンテスト優勝、上京が決定。
4e)植野の中学時代はより詳しく描かれるのか。髪を切った理由は語られるか。
4f)健脚コンビの再登場はあるか

5)島田関連
5a)島田が中学になっても将也いじめを続けた理由 → 第61話で植野から語られた内容がそれにあたるでしょう。
5b)島田の現状(高校生?バンドマン?) → 第61話で、フランスでの音楽修業という進路が判明しました。
5c)島田が現在将也に対してどのような感情を持っているのか → 最終話で語られるかもしれません。
5d)島田は映画撮影にどう関わってくるのか → 純粋に音楽提供だけで終わったようです。
5e)島田と将也の再対面、対話はあるのか → 第58話で実現しました。お互いはお互いにとって過去の人に。さらに最終話でもう一度?

6)真柴関連
6a)真柴と川井との関係はどうなるのか → 第60話から、大学になっても今と似た形で続いていくようです。
6b)真柴は進路を変えるのか → 第60話で、教員になることを保留して大学に進学することが示されました。

7)映画関連
7a)映画は完成するのか → 第56話で完成しました。
7b)映画の内容 → 第56話で明らかになりました。
7c)将也・硝子は映画に出演する? → 第56話で確定。硝子は出演し将也は出演せず。
7d)島田の音楽はいつ使われるのか → 第56話で、明言されてませんが映画内で使われているようです。
7e)永束はこのまま映画関係の進路に進むのか → 第60話で、映画の専門学校を目指すことが示されました。

8)その他
8a)将也の病室にあるCDは「因縁のCD」なのか? → 語られることなく退院してしまいました。
8b)石田母のピアス引きちぎり事件は再度語られるのか → 第60話で東京行きを薦める石田母のコマで再度強調されました。
8c)佐原の進路、橋メンバーとのつながりは続くのか → 第59話でコンテスト優勝、上京が決定。
8d)竹内が手話を覚えている理由
8e)喜多先生の現状、結婚・妊娠しているのか
8f)広瀬の再登場、将也らとの対話はあるか → 第58話を見るかぎり、もうなさそうです。
8g)ペドロの再登場はあるか
8h)デラックスの再登場はあるか
8i)「鯉」による奇跡はまだ起こるのか


今回、植野が大きく登場したことは意外でしたが、植野ー島田ラインについて、思っていたよりももう一歩踏み込んだ伏線回収が、最終話を含めてなされそうですね。
今回も、植野が島田の救出劇や過去の将也いじめ、当時の島田の感情などを語ったことで、将也にとって「謎だったこと」がいくつか解決されたのではないかと思います。

さて、泣いても笑ってもあと1回、最終回のみです。まさに、「泣いて笑える」ラストを期待したいと思います。

「伏線回収」ということでいえば、まあまだ「告白」イベントが残っているわけですが、もう形式的な告白の有無は割とどうでもよくなってきました(笑)。
それよりも、将也と硝子、結絃、みんなの未来がどうなっていくのか、それがどこまで描かれて終わるのか、そちらのほうがずっと楽しみですね。
タグ:第61話
posted by sora at 07:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第7巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする