2014年11月15日

第61話、またもや「なぜ知ってるのか」問題が!(2)

第61話で新たに出現した「なぜ知ってるのか」問題とは、「永束がなぜ島田のフランス留学情報を知っているのか?」というものです。

これについて、前のエントリでの考察を踏まえると、可能性があるのは、

a)永束が島田からサンプル曲を受け取るときに、島田との雑談で聞いた。

b)映画選考会のあと、永束が別途連絡をとった。


のどちらかくらいだということになります。
あと、もう1つ可能性としては、

c)島田の知り合いである植野から聞いた。

というのがあるかもしれません。
これらのうちどれなのか、といえば、私は

b)選考会のあと、永束が連絡をとった

の可能性が最も高い
と考えます。

a)のときにはお互いに初対面ですし、永束は特に愛想がそんなにいいほうでもないでしょうから、島田が将来の進路なんていう話題を話すところまでくだけた関係になるとは思えません。(実際、ギャラを渡すときもまだ他人行儀でした)

ですから、映画選考会のとき、島田が将也と知り合いで将也の過去について何か知っているらしい、ということを察して、島田に別途連絡をとって探りを入れたのではないか、と推測するわけです。
島田は、そんなに細かいことは話さないでしょうが、自分がかつて将也と友達だったことを話したのではないかと思います。
それに対して永束が「だったらまた映画メンバーで集まらないか?」みたいなことを聞いて、島田が「もうすぐフランスに行くから会えない」みたいな形で断ったのではないかな、と推理(妄想(笑))するわけです。

ちなみに、c)の「植野に聞く」ですが、意外と人間関係のデリケートなところに敏感なところのある永束は、あの映画選考会のやりとりで、島田ー将也ー植野の関係が複雑なものであることにはすぐに察したと思います。
もともと植野とやりとりするのが苦手だということもありますし、永束が選考会のあとコンタクトするなら植野ではなく直接島田だったんじゃないかと思います。

このあたりは、もう情報が少なすぎるので、想像するしかないですが、永束がなぜ島田のフランス行きを知ったのか、というのは、意外と「楽しい方の妄想」が膨らむネタのように思います。(^^)
ラベル:第61話
posted by sora at 09:03| Comment(3) | TrackBack(0) | 第7巻 | 更新情報をチェックする

第61話、またもや「なぜ知ってるのか」問題が!(1)

さて、第61話ということで、もう残すところ最終話しかないというところまできてしまいましたが、今回、またもや、聲の形では恒例?の「なぜ知ってるのか」問題が新たに登場しています。

それは、最後に将也が永束とやりとりをする場面です。

石田「そういえば永束君 音楽担当のメアド持ってる?」
永束「あるけど どうして? 彼 フランスに音楽修行に行くらしいよ」


第61話、18ページ。

永束が、島田のメアドを将也に知らせる際に「フランスに音楽修行に行く」という情報をついでに伝えています。

…が、

なぜ永束は、島田のこんな情報を知っているのでしょうか?

これまでの状況からは、永束と島田の接触はせいぜい下記の程度だと推測されます。

1)植野、硝子に島田のメアドを渡す。
2)硝子、永束に島田のメアドを渡す。


第6巻154ページ、第51話。

3)永束、島田に連絡をとる。
4)島田、永束にサンプル曲を送る。永束、資料として島田に脚本を送る。
5)島田、最終版の音楽を永束に送る。
6)島田、選考会に現れる。永束、島田にギャラを手渡す。

KOEKATA_58_013d.jpg
第58話、13ページ。


6)でギャラを渡していることから、5)と6)との間で島田と永束が実際に会ったことはなかったでしょう。さらに言えば、プロ的な視点で言えば5)の段階で仕事は終わっているわけですから、5)で会っていればそこでお金のやりとりがあるはずです。となると、5)のときも会っておらず、曲の最終版はメール等で電子的に送られたものだと推測されます。

一方、6)で相手を見ただけで永束は「音楽担当」と認識できていますから、4)はメールでのやりとりではなく、実際に会ったことがあったと考えられます。

さらに、川井や佐原、硝子は6)で島田が登場したとき、島田が映画メンバーであったことを知って驚いていますから、島田は映画メンバーの集まりには参加していないことになります。

島田がフランスに行く、なんていう話題は、単に映画メンバーとしてのメールでの事務的なやりとりでは絶対に出てこないでしょうから、上記の前提をふまえると、永束が島田のフランス留学情報を得たとすれば、

・4)のときに雑談で聞いた。
・6)のあとに永束が別途連絡をとった。


のどちらかしか考えられないことになります。
posted by sora at 08:55| Comment(2) | TrackBack(0) | 第7巻 | 更新情報をチェックする

第62話で、将也と島田は会うのか?何を話すのか?(2)

さて、第61話で、将也は島田に連絡をとり、成人式にくるつもりかどうかを聞いたようです。
その結果はわかりませんが、もし島田が成人式に「来る」とした場合、2年後の将也は、島田にどんなことを話すのでしょうか?

恐らく、最初に声をかけるのは将也のほうだと思います。
それはある意味、第1巻第5話の「限定盤CD」の場面のリフレイン的になるのかもしれません(もしかしたら広瀬が相変わらず隣にいるかも(笑))

そして、将也が島田に対して確実に話すだろうと思われるのは、やはり、

・命を助けてくれたことへの礼

だろうと思います。
そもそも、第61話で将也が島田とちゃんと話したいと思ったきっかけは恐らくこれだったはずですから。

あとは、

・将也が植野に対して語ったような、かつての友情とその崩壊についていま感じていること

を淡々と語るくらいでしょうか。

私は、それ以上のことは、もう将也は語ろうとしないのではないか、と思っています。
いまの将也(ましてやさらに2年後)には、島田に対して、怒りとか恨みはもうないでしょうし、逆に島田に(淡々と感じていることを語る以上に)謝りたい、とかもう一度友達になりたいとか、そういうベクトルの気持ちも既にないのではないかと思うからです。

そして、それに対する島田のリアクションは、やはりそっけないものでしょう。
「今さら」そんな昔のことを語りだす将也について、また改めて「相変わらずダセーな」とでも言い返すのでしょうか。それとも、助けたことについて「当たり前のことをしただけだ」と言い捨てるのでしょうか。

島田が過去のことについてなんらかの謝罪をする、ということはないと思います。
観覧車回の植野ではありませんが、島田もおそらく、現在でも「当時の感情は間違っていなかった」し「もう過去のことだ」し「今さら謝ったり何かすることに意味はない」と感じているだろうからです。

いずれにしても、もう舞台から退場したと思っていた島田に再登場の目が出てきたことは、本当に意外でした。
まだ最終話でも、意外な展開が待っているかもしれませんね。
ラベル:第61話 第62話
posted by sora at 07:43| Comment(4) | TrackBack(0) | 第7巻 | 更新情報をチェックする

第62話で、将也と島田は会うのか?何を話すのか?(1)

第61話の展開には予想外のものがいくつかありますが、そんな「驚き」の1つが、島田の話題が改めて出てきたことです。

第61話では、島田の話題が2回登場しています。

1回目は、植野の暴露話のなかで、マンションから転落した将也を助けたのが島田達だった、ということが明かされた場面です。
(ここでの植野の話は、それ自体が興味深いものなので、別途エントリを分けて考察したいと思います)


第61話、6ページ。

そして2回目は、ラストシーンで将也が永束に島田のメアドを聞く場面です。
この場面で、島田がフランスに音楽留学に行く、という「島田の進路」もあわせて明らかになりました。


第61話、18ページ。

そして、将也はこの場面で「成人式に来るか 聞くだけ / 話してみたいんだ ちゃんと」と言っています。
一方、ラストのコマは既に成人式、あおり文には「そして舞台は2年後へ…。」と書いてありますから、次回、第62回のエンディングの舞台は、確実に2年後の成人式から始まります。

つまり、ここで島田が成人式に「来る」ということであれば、次回、最終話では将也が島田と改めて「ちゃんと話す」展開となり、かつて言われていたような「島田ラスボス説」が復活することになります。
一方、フランスに音楽留学という設定は、成人式には来たくても来れないという展開の布石であるようにも思われます。
実際のところ、次回島田が成人式に登場するかは五分五分か、少し「来る」確率が高いくらいといったところではないでしょうか。

いずれにしても、「今さら」でもちゃんと話したい、と思う熱い将也と、「もう昔のことなんてどーでもいいだろ」と考えているに違いないクールな島田、という対比を示す展開になるとは予想されるので、

・会いたいと願う将也に対して、戻れないとそっけなく返す島田(成人式に島田は来ない)

・ちゃんと話したいと願う将也に対して、そっけない返事だけ返す島田(成人式に島田は来る)


のどちらかの展開になるだろうと予想しています。

さて、島田が成人式に「来る」とした場合、将也は島田に、どんなことを話すのでしょうか?
ラベル:第61話 第62話
posted by sora at 07:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 第7巻 | 更新情報をチェックする