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おすすめエントリ(最初はこちらからどうぞ)

2014年11月11日

第60話 コネタ集

火曜日恒例のコネタエントリです。
今回は、1ページ1コマ目や「ゼリー」「小テスト」など、すでにコネタエントリを投下しているので、少し控えめなボリューム感です(それでもそこそこありますが)。

1)硝子メールの雰囲気が変わった

これまで、将也相手であってもかなり他人行儀だった印象の硝子のメールですが、今回は印象が違います。


第60話、3ページ。

最大の変化は、「顔文字の登場」でしょう。
まだまだ堅い文章ではありますが、少しは高校生っぽくなった感じでしょうか。

ただ、この文面、実際には東京に行きたいのに気を使って「自分の意思で」上京をやめた、と伝えるために、ちょっと無理していて空元気を感じさせるものですね。


2)「杭瀬」は大垣の川の名前

真柴と川井が目指しているという大学は「杭瀬大」という架空の名前の大学だということですが、この「杭瀬」、どういう意味かと思ったら、舞台のモデルになっている岐阜県大垣内を流れている川の名前でした。


第60話、6ページ。

ちなみに、大垣市内を流れている川には、もう1つ「水門川」というのがあって、こちらは将也らが通っていた小学校の名前に使われていましたね。


3)真柴の1位は誰だ

これは解決されない「永遠の謎」になってしまいそうですが、真柴が永束から「川井のことをどう思ってるんだ」と聞かれて、「好きだよ、3番目くらいに」と答えるシーンがあります。


第60話、9ページ。

2番目は小さな子どもで、3番目が川井だそうですが、では、1番目は何でしょうか?

a) 自分自身
b) 将也
c) 別にいる本命の彼女
d) 母親か家族


さて、どれでしょうか?
私は個人的には、

e) 空席

が正解じゃないかと思っています


いま真柴には恋愛の対象として本当に好きな人はいない、そういう人が現れたら「1番」になるけれども今は空席で、その「空席」をあけたままの状態で、2番が子ども、川井は「その下」という意味だったんじゃないかな、と思っています。


4)コンクールは市?県?

誤植?系コネタの1つめです。
今回、結絃の写真は「市の」コンクールで優秀賞を取ったらしいですが…


第60話、11ページ。

以前、花火大会の前の西宮家の会話では「県の」コンクールになっていました


第5巻168ページ、第41話。

これは、単なる誤植なのか、それとも硝子らは市や県のコンクールにいろいろ出していたのか、どちらなのでしょうか。
今回、石田母が見ていたのが「市内報」みたいなもののようですから、これが誤植だったとしても「県」のほうに合わせにいくのはちょっと無理があって、なかなか厳しいですね。


5)結絃のセリフでオレ俺が混在

誤植?系ネタの2つめ。
今回、結絃が勉強を将也に教わりながら自分語りするところで、1箇所、一人称がいつもの「オレ」ではなく「俺」になってしまっている箇所があります。


第60話、15ページ。

これ、意外と重要な違いで、第2巻の最初と最後のモノローグで叙述トリック的に使われていたとおり、「俺」を使うのは将也で、「オレ」を使うのが結絃、と、はっきりと使い分けられてきたんですよね。
ですから恐らく、これは単行本では修正されるのではないかと予想しています。
posted by sora at 07:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第7巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第60話、意外と難解な時間考察とは?

第60話をカレンダーにマッピングするのは、非常に簡単です。
硝子のメールが「昨日は」ごめんなさい、となっていることから、第60話は第59話の後半の翌日であることが確定しているからです。


第60話、3ページ。

ところが、そう考えると逆に少し不思議というか、違和感を感じなくもないことがいろいろ出てくるんですね。
簡単にいうと「イベントが詰め込まれすぎ」なのです。

1)「東京治安マップ」はいつ買った?

第60話の1ページ1コマめは、2ページめ以降と違って寝間着っぽい私服なので、硝子から東京行きを告げられた当日の夜だと推測されます。
でも、このときに将也の部屋には「東京治安マップ」なる本があり、将也が読んでいた形跡があります。


第60話、1ページ。

この本は、いつ買ったのでしょうか?
地方のコンビニに売っている本だとは思えませんから、わざわざ橋からの帰り道に書店に寄って買ってきたということでしょうか。
だとすれば、もしかすると「恋の形」も、姉から借りたんじゃなくて自分でそのときに一緒に買ったのかもしれません。

2)写真コンクールと結絃登校のタイミングは?

第60話で結絃が冬服の制服で将也の家を訪れるエピソードは、第59話の橋でのエピソードの翌日です。(第60話での硝子のメールが「昨日は」ごめんなさい、になっていることから)

そして、第59話の橋では結絃は私服でしたから、第60話の結絃は、まさに再登校初日だったことになります。
さらに、その再登校のきっかけは、写真コンクールの入賞だった、ということなのですが、

では、西宮家はいつ結絃の入賞を知ったのでしょうか?

ここは、時間軸がぎちぎちですが、以下の流れしかありえないことになるでしょう。

日曜日:佐原のファッションショー。少なくともこの時点では写真コンクールの結果も知らず、また硝子の上京についても聞かされていなかった(だから登校再開についてもまったく関心がなかった)と思われる。

月曜日:結絃、硝子から上京の意向について初めて聞かされる。(これはもしかすると日曜の夜かもしれませんが、土曜にしゃべらずに日曜にしゃべる必然性がないので、月曜に学校で推薦状関係で何か動きがあって、それで月曜に語られた、と考えるほうが自然です。)

火曜日:結絃が橋から帰ってくると、写真コンクールに入賞していることを知らされる。
一方、硝子は将也の反対を受け、上京を諦めるつもりだということを結絃に話す。
結絃は、硝子が上京をためらう理由の1つに自分の存在があることを知り、それを避けるため、コンクール入賞を1つのきっかけとして、学校に登校することを決意。

水曜日:結絃、登校再開。クラスメートから写真コンクールのことで声をかけられてスムーズに学校になじむ。たまたま英語の小テストがあり、4点という悲惨な点数をとる。放課後、自宅に戻らずに将也の部屋に遊びに行き、勉強を教えてもらう


物語の中で、第59話の火曜日から第60話の水曜日にかけて、非常にたくさんのイベントがまとめて起こっていることが分かります。
ちょっと詰め込みすぎな気がしますが、これもエンディングに向けた怒涛の展開の一環なのでしょう。
タグ:第60話
posted by sora at 07:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第7巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第60話、結絃はちゃんと受験しなければいけない?

第60話で、結絃は予想どおり?写真コンクールで入賞しましたが、予想とは違って、それがそのまま太陽女子への一芸入試に使える、ということではなく、入賞は単に結絃の再登校のきっかけになっただけのようでした(まあ、それでも先生の心証をかなり良くしたでしょうから、この入賞で内申書は良くなるだろうとは思いますが)。

つまり、これから結絃が本当に太陽女子を目指すなら、ちゃんと入試を受けて合格しなければならない、ということですね。
確かに、さすがに芸術系の女子高といっても「写真科」があるというのはちょっと考えにくいですから、写真コンクール入賞で一芸入学というのは現実的にはないのかもしれません。

ただ、結絃はこれから成績を上げていくことについては意外と楽観的なようですし、結絃自身も頑張って授業に追いついていこうとするモチベーションが非常に高いことが分かったので、これならそれほど偏差値が高く設定されているとは思われない太陽女子への入学であれば、可能性が見えてくるような気がします。
(植野と佐原が通う太陽女子については、植野が「BIG FRIEND」という英単語がすぐに読めなかったり、保健室で手話の勉強しかしていなかったように見える佐原が合格しているという設定から、恐らく偏差値としてもそれほど高くないという設定の高校なのではないかと思われます。)


第5巻14ページ、第33話。

恐らく、これから結絃は猛勉強して授業においつき、小テストで100点とはいわないまでも、40点とか50点とかを取れる程度にまでは学力を上げてくるのでしょう。
そのうえで、あわよくば写真コンクール入賞などの成果を活用して推薦入学、さすがに不登校が長くてそれが難しいなら正面から入試を受けて合格、という流れを決めて、硝子にとっての家庭の心配をなくし、硝子が上京できるよう側面から応援していくことになるのではないかと予想します。
タグ:第60話 第33話
posted by sora at 07:15 | Comment(12) | TrackBack(0) | 第7巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第60話・定例伏線ウォッチング

さて、第60話では、「進路」についての伏線回収が順調に進んだといえます。
永束・真柴・川井の進路が明らかになり、また結絃の不登校が解消しました。

1)将也関連
1a)将也は硝子への恋心を伝えられるのか → 54話で伝えたといえますが、今後改めて告白はあるのでしょうか。
1b)将也は硝子に過去の過ちを謝罪するのか → 54話で謝罪。
1c)将也は硝子の自殺の理由を理解するのか → 54話の会話で回収されたと言えるでしょう。
1d)将也はガーデンピックのことを硝子に聞けるのか → 55話でも聞こうとして聞けませんでした。
1e)将也がつけていた×は外れるのか(植野・島田以外、モブ) → 第57話で外れました。
1f)将也がつけていた×は外れるのか(植野・島田) → 第58話で島田の×も外れていることが確認できました。
1g)将也は小学生時代への幻想から卒業できるのか → 第58話で島田と会っても動揺しなかったことで示されたといえるでしょう。
1h)将也は自己嫌悪を克服し前向きに生きられるようになるのか → 第57話で解決しました。
1i)将也の進路(もともと明確な希望がなかったが?) → 第60話でいよいよ将也が考え始めました。

2)硝子関連
2a)硝子は将也への恋心を伝えられるのか → 54話で返した笑顔で十分か?
2b)硝子と石田母との会話(三者会談?)はあるのか → 55話では回避されました
2c)硝子は自身の障害を前向きに受け入れられるか(呪いの解消は成るか) → 54話で大きな進展、57話で解決したと言えるでしょう。
2d)硝子の進路(ヘアメイク関連に進むのか?) →第59話で具体的な上京の話が出てきました。
2e)硝子の補聴器が片耳だけになっている理由
2f)小学生の硝子がなぜ将也と友達になろうとしたか
2g)小学生の硝子が「死にたい」から立ち直った経緯
2h)硝子転校後も将也が孤立していたことを硝子は知ることになるのか → 第56話で高校での孤立は将也が伝えました。現状を考えるとこれで十分かもしれません。

3)結絃関連
3a)結絃の不登校は解消されるのか → 第60話でついに解消されました。
3b)結絃の写真コンテストの結果 → 第60話で、優秀賞を受賞しました。
3c)結絃は中性的な外見をやめるのか → 55話で髪のカットは硝子担当と分かりましたが…。
3d)結絃の硝子との新しい姉妹関係は描かれるか → 55話で自然な関係が描かれたと思います。

4)植野関連
4a)植野と将也との関係はどのように決着するのか → 第57話では穏やかな解決の方向性が示されましたが…。
4b)植野と硝子との関係はどのように決着するのか → 第58話で解決されたと判断していいでしょう。
4c)植野は映画撮影に参加するのか → 後半は参加しませんでしたが、上映会にはやってきました。
4d)植野の進路(東京の専門学校に進学?) → 第59話でコンテスト優勝、上京が決定。
4e)植野の中学時代はより詳しく描かれるのか。髪を切った理由は語られるか。
4f)健脚コンビの再登場はあるか

5)島田関連
5a)島田が中学になっても将也いじめを続けた理由 → 第58話をみると、もう描かれない可能性が。
5b)島田の現状(高校生?バンドマン?) → 第58話をみると、もう描かれない可能性が。
5c)島田が現在将也に対してどのような感情を持っているのか → 第58話をみると、もう描かれない可能性が。
5d)島田は映画撮影にどう関わってくるのか → 純粋に音楽提供だけで終わったようです。
5e)島田と将也の再対面、対話はあるのか → 第58話で実現しました。お互いはお互いにとって過去の人に。

6)真柴関連
6a)真柴と川井との関係はどうなるのか → 第60話から、大学になっても今と似た形で続いていくようです。
6b)真柴は進路を変えるのか → 第60話で、教員になることを保留して大学に進学することが示されました。

7)映画関連
7a)映画は完成するのか → 第56話で完成しました。
7b)映画の内容 → 第56話で明らかになりました。
7c)将也・硝子は映画に出演する? → 第56話で確定。硝子は出演し将也は出演せず。
7d)島田の音楽はいつ使われるのか → 第56話で、明言されてませんが映画内で使われているようです。
7e)永束はこのまま映画関係の進路に進むのか → 第60話で、映画の専門学校を目指すことが示されました。

8)その他
8a)将也の病室にあるCDは「因縁のCD」なのか? → 語られることなく退院してしまいました。
8b)石田母のピアス引きちぎり事件は再度語られるのか → 第60話で東京行きを薦める石田母のコマで再度強調されました。
8c)佐原の進路、橋メンバーとのつながりは続くのか → 第59話でコンテスト優勝、上京が決定。
8d)竹内が手話を覚えている理由
8e)喜多先生の現状、結婚・妊娠しているのか
8f)広瀬の再登場、将也らとの対話はあるか → 第58話を見るかぎり、もうなさそうです。
8g)ペドロの再登場はあるか
8h)デラックスの再登場はあるか
8i)「鯉」による奇跡はまだ起こるのか


今回、永束、真柴、川井の進路が「片付きました」が、3人の進路はそれぞれ、将也が選ぶかもしれない未来に対応していて面白いな、と思いました。(永束=夢を見つけて邁進、真柴=やりたいことを保留して大学進学、川井=恋愛に生きる)

また、結絃の不登校も解消し、将也もそろそろ進むべき道を見つけつつあるようなので、このあとは硝子の進路が東京なのか、地元なのかが決まれば、大きな伏線はひととおり回収され、その場合に残るのは、

・将也と硝子がお互いに告白しあうのか。

という一点に絞られてきそうな雰囲気です。
恋愛マンガではない、とはいいつつも、さすがにこの2人の恋愛感情をまったく伏線回収せずに終わるというのはモヤモヤしすぎでしょうから、ぜひ「聲の形」らしい、素敵な方法で恋愛の伏線についても回収して欲しいところです(ガーデンピックの伏線もありますしね(^^))
タグ:第60話
posted by sora at 07:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 第7巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする