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おすすめエントリ(最初はこちらからどうぞ)

2014年09月05日

コミック第6巻の予約がスタート!

連載では、いよいよあと1話で6巻収録分が終わるというタイミングまできていますが、来月10月17日発売予定のコミック第6巻の予約受付が、Amazonで始まっていました。


聲の形(6)
著:大今良時
講談社 週刊少年マガジンKC

第6巻の現時点での最大の謎は、

表紙がどうなるのか?

ですね。

次回第52話でふたりが再会して、そのシーンが使われるというのがいちばんありそうですが、次回の展開が斜め上で再会場面が描かれなかったとすると、いよいよどうなるのかまったく分からなくなります。(「再会」できたとしても、将也はまだ寝たきりでしょうしねえ…)

ともあれ、あと1か月半弱ですね。
コミックも楽しみです。
posted by sora at 07:49 | Comment(11) | TrackBack(0) | 第6巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

将也が記憶喪失になった場合の第7巻の展開は?

さて、次回予想として「将也は目覚めるが記憶喪失になっていた」が当たったとすると、第7巻の展開がうっすらと見えてきそうな気がするのですが、どうでしょうか。

それはつまり、

映画によって、将也の「記憶が失われた時間」を作り直す。

という展開です。

この映画、まだ細かい内容がほとんど明かされていませんが、

1)将也(に相当するビッグフレンド)の登場」から始まって、

2)「いじめられっ子がいじめっ子に復讐する」といういじめの復讐劇がストーリーの骨格としてあり、

3)妖精などが登場するファンタジー要素が込められている、


ということは分かっています。

これ、「将也の人生のやり直し」ととらえると、うってつけの展開になっているのではないか、と思うのです。

「ビッグフレンドの登場」はもちろん、将也が映画の舞台に登場することを示しています。まだ第51話では永束の買収小学生を使って「小学校時代」を撮っているだけのようですし、これから「成長したあとの復讐劇」のほうを橋メンバーで撮るとすれば、今から主役を将也に入れ換えてもOKということになります。(あるいは、主役は真柴のままでも、真柴がバーチャル将也を演じることで将也の「生き直し」を実現できるかもしれませんし、そのほうが真柴が光るかもしれません)

そして、「いじめられっ子がいじめっ子に復讐する」というのは、まさに硝子と将也の関係とシンクロさせることが可能ですから、二人の「かつての日々」のやり直しとして描くことが可能になります。


第4巻49ページ、第26話。さすがにここからはストーリーは変わるでしょう。

そしてそこには当然、将也と硝子だけでなく、まわりの人間が何を考え、どんな風にかかわっていくかも描かれることになるので、これはまさに「小学校時代の人生のやり直し」そのものになるように思います。
映画撮影に参加しているメンバーの多くも、かつての小学生時代のクラスメートですからね。

さらに、「妖精が登場する」というのも、隠れたキーポイントです


第4巻48ページ、第26話。

実際の将也と硝子の関係においては、硝子が聴覚障害者であることからコミュニケーション不全が発生し、お互いに不幸な結果に終わりました。
これは、2人の関係のみならず、硝子と他のクラスメートの関係においても同じだったでしょう。

でもここに、「妖精」とかファンタジーの要素を入れることができれば、硝子の思いを自由に伝える(別に妖精が伝えてもいいし、超能力とか魔法を想定してもいい)ことができるようになるので、硝子が本当に伝えたかった事を、ファンタジーの文法のなかで、しっかりと伝えていくことができることになります。
その役回り=硝子が伝えたかった「こえ」を伝える役回りとして、結絃ほど適任な人間はいないでしょう。

そして、将也にとって「硝子と最初に会ってからいままでの時間」というのは、「記憶が失われた時間」でもあるかもしれませんが、そもそも「将也自身の失われた人生の時間」でもありました。
それは実は、硝子にとってもそうですし、植野や佐原、真柴についてもそうだった、と言えます。

ですから、将也の「記憶が失われた時間」を取り戻す映画撮影の過程は、同時に、将也・硝子を含む、ほとんどの映画撮影メンバーにとって「失われた人生の時間を取り戻す過程」にもなるはずなのです。

そんな、とても重要な意味を込めた「映画撮影」によるメンバー全員の再生物語

もしも第6巻のラストが「将也の記憶喪失状態での目覚め」となった場合に考えられる、第7巻の展開は、そんなものになるのではないでしょうか。
タグ:第51話
posted by sora at 07:43 | Comment(2) | TrackBack(0) | 第7巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第52話の展開を予想する

第51話は、まったく予想できなかった「硝子回」となりました。
前回、あそこまで思わせぶりに島田のメアドが登場し、「島田らが将也転落現場にいた」という特A級の新展開、かつ「6巻終了まであと2話」という状況、それらをもろもろ総合すると、ほぼ間違いなく「第51話は島田回で、6巻最後の52話が将也視点での目覚め」だと思っていたのですが、見事に外されてしまいました。

というわけで、第52話です。
素直に予想していいのか、やはり今回のようにひねってくるのか、もはやまったく予想がつきません(笑)。

既に次回予想に関連するエントリも書いていますが、ポイントをあげてまとめながら予想してみたいと思います。

1)硝子が向かった先はどこ?
さて、火曜日の深夜に外に飛び出した硝子ですが、いったいどこに向かうのでしょうか?

a)将也が眠る病院。
 常識的に考えればこれしか考えられませんが、常に読者の意表をついてくる大今先生なので、これではない可能性を捨てきれません。

b)橋。
 かなりオカルト的になってしまいますが、夢の中で将也が登場した「橋」という選択肢も可能性はゼロではないですね。まあ、硝子が本当に橋に走って、そこに将也の魂が現れたりすると、もはやまったく別のオカルトまんがになってしまうので、それはないのではないかと思いますが…。

c)マンションの下の川。
 第51話をよくみると、冒頭の将也転落でマンションを飛び出したのと、ラストの将也夢枕でマンションを飛び出したのが、微妙に対比させられているように見えます。
 だとすると、「転落現場」であるマンション下の川に、何か気になることがあって駆けつける、ということもあるかもしれません。

…。
うーん、やっぱりa)の「病院」以外は難しい気がします…。
というわけで予想としては行き先は「病院」としておきたいと思います。

2)どうやって病室に入る?
硝子がこの流れで病室にいくとすると、深夜に面会する展開になりますが、普通は病院はそんな深夜には面会を許してくれません。
ただ、もし将也の容態に急変があれば、家族は呼ばれると思いますし入れると思いますから、ここはきっと、

将也の状態が急によくなった(か、あまり考えたくありませんが急に悪くなった)ために、病院から呼ばれた石田母と病院の近くで偶然遭遇、一緒に病室に入る。

という展開だと読んでおきたいと思います。

3)次回は誰視点?
私は、もう島田視点回は消えた、と思っています。
そうなると次回は、「途中まで硝子視点、途中から将也視点」か、「最初から最後まで将也視点」のどちらかくらいしか思い付けませんが、展開のバランスを考えると

最初から最後まで将也視点

が一番ありえそうです。
硝子視点は非常に扱いづらい視点であり、もう二度と使われないんじゃないかと思いますから。

4)将也は生きているのか?目覚めるのか?
今回のラストの引きを見ると、将也が死んでしまいそうな展開になっていますが、仮に次回を「将也視点」とおくなら、まあ将也は死なない、生きているだろう、ということになりそうです。
そもそも、ここで死んでしまったら7巻をどうやってもたせるんだ、ということもあります。

さらにいうと、将也は次号で目覚める可能性が高いと思います。
これまでの伝統だった、「各巻のラストは将也と硝子のふたりが登場するシーン」という法則を貫こうとすると、次回も眠りっぱなし、というのはちょっと考えにくく、目覚めて硝子とのなにかしらのやりとりが生じる可能性が高いと思います。

ただし、将也がまったく無事な状態で目覚めるとは限らないと思っています。別エントリで考察したとおり、記憶喪失になって目覚める、という展開の可能性がけっこうあると思います。

5)尺が足りない!
上記1)から4)を総合すると、第52話の予想ストーリーは、硝子が深夜に病院にかけつけ、石田母の助けも借りて将也の病室に入ると、将也がようやく目覚めるが、将也は記憶を失っていた…。といったものになります

でも、これでは18ページもたないですね。尺が足りないです。
たぶん、上記だと1話分の半分くらいのボリューム感だと思います。
だとすると、「もう1つ」くらい、第52話には大きなネタが入りそうなのですが、それが何なのか、それが分からないですね…。
「苦しいときの植野だのみ」で、植野がまだ病室にいてひと暴れしたりするのでしょうか(笑)。
タグ:第51話 第52話
posted by sora at 07:41 | Comment(11) | TrackBack(0) | 第6巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第51話、なぜ「転落後シーン」が描かれたのか?

第51話では、最初の4ページをかけて、将也転落後の硝子の行動と、島田・広瀬との遭遇を描いています。


第51話、5ページ。

少し疑問に思うのは、なぜ今回、硝子回でこのシーンが描かれたのか、ということです。

島田と広瀬があの場に居合わせて将也を救出したことは、前回の植野回ですでに出ていますし、今回、落下時の将也の様子などが描かれることもありませんでした。
そういう意味で、将也救出について、今回、新たな情報がほとんど付け加えられていないのです。

情報を追加せずに、あえて将也救出シーンをもう一度描いた理由について、まったく正反対の2つの説明が考えられると思います。

1つは、今後用意される島田視点回のためのネタの温存。

もう1つは、まったく逆に、「もう島田視点回はない」ということを示唆するもの。

ただ、「島田回のためのネタ温存」という仮説にはちょっと疑問があって、

1)だったらそもそも「硝子回」で転落・島田遭遇シーンなんて描写する必要がない。

2)将也が目覚めたら、もう自殺から身代わり転落までの一連の事件は「過去のもの」になって、それいこうわざわざ掘り下げなければならないような性格のものでなくなる。


といったところに答えが出ないように思うのです。

ですので現時点では個人的に、これでもう島田視点回はなくなったのではないか?と感じています。

では、なぜ硝子回でこのシーンが盛り込まれたかと言えば、

1)島田と広瀬が将也を助けた、という事実を硝子が知ること。
2)島田の「石田に言うなよ」というせりふを硝子に聞かせること。
3)将也転落後の硝子の動きが鈍かったことの「釈明」。
4)島田の映画参加の伏線。

この4つが目的だと考えられます。

つまり、かつて将也をいじめた島田・広瀬は、すでに将也のことを悪く思っておらず、転落した将也を助けるくらいには心証は改善しているが、わざわざ将也との関係を修復したいとまでは思っていない(その部分が、遊園地回でふたりを強引に会わせた植野の思惑違いだった)、そういう「距離感」を読者に知ってもらうのが目的だった、ということです。
(また、「石田に言うなよ」と島田が言っているということは、石田はまだ生きているということの裏返しでもあるわけで、それを確認でいた硝子なら、その後気力がもたずに家で倒れ込んでいてもやむをえない、という、作者からの「釈明」でもあるように思います)

そして、こういう微妙な距離感にある島田のメールアドレスが永束に渡って、今後の映画撮影に島田がからんでくるだろう、という伏線が新たに設定されています。

もちろん、今後、島田の登場は十分に考えられますが、その登場のための「舞台」はすでに(視点回がなくても)整えられており、あとは将也視点のなかで島田が登場すれば十分、という状態になったのではないかと思います。
タグ:第51話
posted by sora at 07:38 | Comment(10) | TrackBack(0) | 第6巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする