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2014年08月21日

第49話、また本編と関係ないところで割と重要な伏線回収が?

以前、「あらすじで川井のフルネームが初めて判明」とか、「あらすじで硝子の自殺の理由が初めて明記される」といった、「本編外で伏線回収」という展開が何度かありましたが、今回も見つけてしまいました。

それは、第49話のカラー特集ページ、「単行本5巻発売記念スペシャル企画! 聲の形 舞台探訪」の「友達っぽいの遊園地」の部分です。


第49話関連スペシャル企画ページより。

ここに、こうあります。

「バイト中の島田と石田が再会し」

やっぱり、バイトだったのか…

あの場面は、遊園地のモデルが三重県にあるナガシマスパーランドだということで、聲の形の舞台である大垣(物語中では水門市)とはあまりにも遠いので、そんな遠いところでわざわざ働いている島田はバイトではなく、本職のたこ焼き屋として働いているのでは?という議論がずっとくすぶっていました。

ただ、実はこの伏線は、第47話の佐原視点回で既に少し解明されていたんですよね。


第47話、1ページ。

こちらを見ると、「ギフニーランド」という仮想の遊園地の名前が登場していて、この「聲の形」の世界で有名で人気のある遊園地ということになっている事がわかります(ギニーというキャラクターがいるくらいですから)。

だとすると、「友達っぽいの遊園地」は、この「ギフニーランド」だと考えるのが自然で、ならば場所については「ギフ」という名前もついていることから「水門市」と同じ県内で、それほど離れている設定にはなっていないだろう、ということもあわせて推理されます。

そして、水門市からそんなに遠くない「ギフニーランド」という設定であれば、島田が土日だけバイトで働いていたとしても無理はないことになります。

また、「バイト」ということは、いま島田が普通に「高校生」だろう、ということもほぼ間違いなくなったと言えます。

今回、舞台探訪という本編外のページですが、公式に「遊園地での島田はバイトだった」と明言されたことで、「島田がいつもたこ焼きを焼いている」というネタは、単なるネタであって、今後、本編のなかでは大して重要な意味は持ってこないだろう、ということがだいたい確定したと思います。
posted by sora at 08:51 | Comment(7) | TrackBack(0) | 第6巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第50話の展開を予想する(2)

次回、第50話については、順当に予想すれば、今回の次回サブタイ煽りが初めて当たって「植野視点回」になる、と考えられますが、その場合、2つ気になることがあります。

1)今回「植野視点」を使いきってしまうと、6巻の残り2話を連続して「将也視点」で回さないといけない。
2)島田視点がくる余地がほぼなくなる。


特に決定的なのが、2)の「島田視点のチャンスがほぼ消える」という点なのではないでしょうか。

これまでのところ、登場人物でフルネームが設定されている人物には、それぞれ各自視点回がまわってきています。
まだフルネームがわかっていて「視点回」がもらえていないのは、植野と島田だけです。
このうち、植野についてはいずれ必ず視点回が割り当てられることは確実でしょうが、問題は島田です。
本編ではフルネームが出ていなかった(あらすじで出ていただけ)川井や、高校編でいきなり出てきたような真柴にまで視点回が回ってきたことを考えると、島田に「視点回」が回ってきてもまったくおかしくないと思うのですが、もし「植野回」が先にきてしまうと、わざわざそのあとで島田回をやるというのはちょっと考えにくくなります

逆に考えると、次回、第50話で「植野視点回」が回避された場合、もっとも可能性が高いのは、第50話に「島田一旗」というサブタイの「島田視点回」が入ってくる、という展開です。

そして、もし第50話が島田視点だと、第49話から非常にスムーズにつながるポイントがあります。

それは、

植野が石田母から渡されたCD

です。


第49話、4ページ。

この展開となった場合、このCDが、かつて将也が名古屋で買ってきて、島田から揶揄されて叩き割ったものと同じCDであることはほぼ間違いないでしょう。


第1巻180ページ、第5話。

”島田は、植野に呼ばれてすでに病室のなかにいるか、もしくは第49話の翌日あたりに(やはり植野に呼ばれて)病室にやってくる。
そして、植野が石田母から託されたCDをかけると、島田はそれがかつて将也が限定版を買ったと話しかけてきた因縁のCDであることに気づく。
そこから島田の回想が始まり、島田が将也を徹底していじめた理由が明らかに。”


もし次回が「島田回」なら、こんな風に、CDを介して物語がスムーズにつながってきますね。

そんな風に考えると、次回はきっと順当に植野回なんだろうな、と思いつつも、かすかな可能性として、「もしかしたら島田回かも」という思いを捨てきれずにいるのです。
タグ:第49話 第50話
posted by sora at 07:51 | Comment(9) | TrackBack(0) | 第6巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第50話の展開を予想する(1)

さて、第49話、私は「植野視点」を予測していましたが、実際にはある意味順当な「真柴視点」でした。
また、石田母の登場は予想通りでしたが、思ったよりも精神状態が不安定で、硝子とまともに話をすることができない姿が描かれたのは個人的には意外に感じました。
映画の再開についてはネガティブな展開になる可能性も残っていましたが、今回、植野を除く全員が賛同し、小学校のロケハンの約束までとりつけたことで、いったん再開かいまでこぎつける流れはほぼ確定したと思います(その先は分かりませんが)。

全体的に、植野視点がまた先送りになった部分は外してしまいましたが、物語の流れとしては、概ね予想されていた方向に進みつつあると考えていいんじゃないかと思います。

さて、次回についてですが、まず最大のポイントは、

話末の次号煽りにある「次号『植野直花』!」を信じていいのかどうか?

でしょう。


第49話、18ページ。

・これまで、「サブタイ煽り」が当たったことが一度もない
・「次号で植野登場」という煽りは、第17話でいちどやらかしている。(次号植野と書いていたのに次号は佐原カラオケ回だった)
・タイトルは違うが内容は合ってる、という展開は、今回に限っては難しい。(植野視点なら「植野直花」以外のタイトルにするのは考えにくい)


といった過去の経緯を考えると、次回「植野直花」というサブタイが当たる、という展開になった場合は、例外中の例外になるということです。

とはいえ、順当に考えればやはり、

1)次回サブタイは『植野直花』。
2)植野視点。
3)内容は、病室の描写と過去の回想、映画参画の攻防。


と考えるのがいちばん自然だとは思います。

この展開となる場合、過去の回想のポイントとしては、やはり将也転落から高校再会まで(特に小中時代)に、植野が島田らとどんな関係にあって、将也のことをどう扱っていたか、そして植野自身は将也のことをどんな風に考えていたか、さらに高校で再会しようと動き出したきっかけは何だったのか、そのあたりになってくるのではないでしょうか。

ただ一方で、この「次号が植野視点」という予想には、実は若干苦しいところがあります

それは、

1)まだ6巻末まで(次回を含め)あと3話残っている。
2)植野視点が使われたら、各自視点回はもう終わりの可能性が高い。
3)結絃視点はもう使えない。
4)硝子視点はありえない。仮に今後どこかのタイミングで解放するにしても、こんな中途半端な場所ではないだろう。
5)そうすると、第51話、52話の2回は、両方とも「将也視点」にならざるを得ない。


というポイントです。

「植野視点」は、まちがいなく、「各自視点」の真打ちでしょう。植野視点を出したあとで、島田あたりの脇役の視点が出てくるというのはちょっと考えにくいです。
ですから、次回、植野視点を使い切ってしまうと、もう「各自視点」がなくなり、結絃視点も(もちろん硝子視点も)使えない現状を考えると、6巻の残り2話は必然的に「将也視点」となると考えられます。

でも、将也は病室で寝込んでいて、目覚めたとしてもそうそう動けないでしょうから、視点はずっと病室のベッドに固定されたまま、病室から見える光景と回想で物語を構成するほかなくなります。
このような制約のもとで将也視点を2話も続けるのは、ここまでの第6巻の構成と展開スピード、密度などを考えると、相対的にここだけちょっと冗長になってしまうのではないか、と思うのです。

そう考えていくと、今回もまた次号煽りは嘘で、次回はまだ植野視点はおあずけ、という可能性が浮かび上がってきます。

仮にそうだとすると、次号のサブタイは何に(というより「誰に」)なると考えられるでしょうか?

私は、次回「植野回」が回避された場合の「視点担当」は、島田になる、と予想します。

そのあたりについては次のエントリで。
タグ:第49話 第50話
posted by sora at 07:11 | Comment(3) | TrackBack(0) | 第6巻 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする